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中山寺梅林 中山寺梅林

中山寺梅林

なかやまでらばいりん □兵庫県宝塚市
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雲海のように広がる、紅梅白梅の芳しき世界。

日に日に寒さが和らいでくる3月上旬。啓蟄に目を覚ました虫たちのように、春を探してやって来たのは、以前は秋に西国三十三所めぐりで訪れた中山寺。安産祈願や七五三で有名な古刹ですが、実は中山寺の境内の奥には大変立派な梅林があるのです。山の斜面一帯に約1000本もの梅が咲き誇る、見事な梅林です。ちょうどこの日は中山寺の梅まつりが催される日でもあり、境内はたくさんの人出で賑わっています。縁日の屋台も並んでいて、古き良き日本のハレの日、みたいな雰囲気。世の中の隅々まで、こんな気分で満たされたらいいなと、ふと思います。

中山寺梅林

いよいよ本番を迎えようとしている、春への期待感。

中山寺梅林は本堂を手前に左に曲がって、斜面地に広がる墓地を抜けたとこりあります。正式には中山観音公園と呼ばれるエリアで、期間や時間によっては施錠される特別なエリアです。その門から紅白幕のかかった小径を少し歩けば、紅梅白梅が雲のように重なって咲いています。そこで一旦、美しさに足が止まるのですが、その先にはさらに美しい光景が待っています。小さな池(冬眠から目覚めた動物がいないか確かめて)の畔を抜ければ、大きな観音像が立つ広場に出ます。この広場はすり鉢状になっていて、その見渡せる斜面を埋め尽くすように、梅の花が雲海のように広がっています。圧巻の景色。ところどころには梅に混じって椿の花も咲き、いよいよ本番を迎えようとしている春に期待が高まります。

中山寺梅林

仏塔越しに、大阪平野を見晴らす眺望。

目にも鮮やかな朱色の欄干、その小径を登りきったところにはさらに大きな広場があります。ここには梅の木は少ないものの、中山寺の仏塔越しに大阪平野を見晴らす眺望が楽しめます。家族連れがお弁当を広げて寛いでいたり、子供たちは走り回ったり。長い冬を堪えた反動で、広場には明るい声が響いています。ああ、今年もまた、平和な春が始まったんだなと。
毎年3月の最初の週末に催される法会「梅まつり」に合わせて、境内では梅酒や梅ジュースが販売されています。これがとても人気で、この中山寺梅林で採集した梅の実から作られているそうです。見るだけではなく、梅林の美しさと香りを、思い出と一緒に持ち帰る感じ。もちろん帰り際には本堂にお参りをして、穏やかな春の1日を締めくくりました。

中山寺梅林

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アクセスマップ

詳細情報

名称 中山寺梅林
所在地 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
問い合わせ先 0797-87-0024 | 中山寺
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://www.nakayamadera.or.jp/
wikipedia -
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022826-d17390051-Reviews-Nakayama_Kannon_Park-Takarazuka_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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