足摺サニーロード

奇岩奇勝が続く、底抜けに明るいドライブを。

目まぐるしく変化する海岸線の景色、そしてたっぷり降り注ぐ太陽の光。適度なアップダウンがあり、海に飛び出すようなカーブ橋があり、眠るように静かな砂浜を横切り、激しくいきり立つ海崖をすり抜ける。足摺サニーロードはとても表情豊かで、底抜けに明るいドライブロードです。走ること、景色と一体となることを純粋に楽しめる道。

万華鏡のように、風景は姿を変えて。

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足摺サニーロードは高知県南西部を走る国道321号線の一部、海岸線をトレースする土佐清水市から大月町までの約36.7kmの区間です。南国の陽光のイメージ、そして321のゴロ遊びからサニーロードと名付けられました。沿線の風景には黒潮の影響を受けた南国ムードが溢れています。そして足摺岬、叶崎をはじめとした岬、竜串海岸や見残し海岸といった奇岩奇勝が目白押しで、日本の道100選にも選定されている名道なのです。
とにかくドライブ、ツーリングが心地良い道です。この地域は起伏のある台地状の地形が多く、それに合わせて足摺サニーロードもアップダウンします。海岸線の複雑な輪郭に合わせて、ワインディングします。トンネルも多いのですが、抜けた時に浴びる太陽の光が強いので景色のコントラストも効いています。万華鏡のように風景は姿を変えて、前に進むたびに期待感が高まります。

全身で感じる、南国の太陽。

1番記憶に残ったのは、やはりサニーロードというだけあって、全身で感じる南国の太陽です。8月にバイクで駆け抜けたのですが、眩しい日差しにもかかわらず海からの風のせいで爽やかで、ほんとに気持ちの良いツーリング。西から東へ走り、土佐清水の港町までたどり着きました。ここで足摺サニーロードは終点。三叉路を左折して国道は続きますが、ここは直進して足摺岬へ向かいました。

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