兵庫県立美術館
ひょうごけんりつびじゅつかん □兵庫県神戸市
海と建築も愉しむ、壮大な美術館。
神戸市灘区の海岸沿い、震災以降に大規模に整備されたのがHAT神戸。もちろん震災以前から計画はありましたが、奇しくも1995年に阪神大震災が発生。その翌年から街づくりが着工したため、当時阪神間に住んでいた私にも、HAT神戸は震災からの復興という意味が込められていることには気づいていました。その中でも、復興のシンボルとして大きな期待を背負って建築されたのが、この兵庫県立美術館なのです。
震災以降に大規模に整備されたHAT神戸に2002年にオープン。建築物としても見ごたえのある美術館。
屋上には作品のひとつ「美かえる」のオブジェ。
設計は日本を代表する建築家、安藤忠雄氏による。
安藤忠雄氏設計の、独自の建築美。
オープンしたのは2002年。海際に広がる「なぎさ公園」と一体として計画され、設計は日本を代表する建築家、安藤忠雄氏によるものです。コンクリート打ちっ放しの壁、さらにそこに溶け込むような階段など彼らしい意匠を垣間見ることかできるほか、建物の空間自体が上下左右に大胆に区切られていて、まるで巨大な迷路か要塞のように感じる仕掛けは見ごたえ十分。展覧会を楽しむ前に、まず建築を楽しむことができる建物です。
メインの展示スペースへの入口。巨大なコンクリート打ち放しの壁面が印象的。
建物の中心には螺旋状の階段が。
見上げると不思議なシルエット。
南面のカーテンウォールに港の空が映る。
南側の護岸は公園として整備されている。
西日本最大級の空間で、話題の展覧会が目白押し。
延床面積が西日本最大級ということもあり、毎年大々的な展覧会が開催されています。近年では大エルミタージュ美術館展、プラド美術館展、ゴッホ展など、全国のファン注目の展覧会を鑑賞しに訪れました。とにかく広いので、常設展も大空間で。約10,000点の作品を収蔵していることもあり、その点でも非常に見ごたえがあります。
館内にはカフェやレストラン、ショップなども充実しています。南側に広がる公園と合わせて、ゆっくりと文化的な一日を過ごせる場所です。
延床面積が西日本最大級ということもあり、毎年大々的な展覧会が開催されている。
展示会ごとにデコレーションされる壁面。
ファッションの展覧会も開催される。
2023年の「ゴッホアライブ展」。
「ファン・ゴッホの寝室」が再現されていた。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 兵庫県立美術館 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1 |
問い合わせ先 | 078-262-0901 | 兵庫県立美術館 |
休業日 | 月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月31日、1月1日 |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://www.artm.pref.hyogo.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/兵庫県立美術館 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d1751859-Reviews-Hyogo_Prefectural_Museum_of_Art-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202003 |
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