おがわ・静岡おでん
おがわ・しずおかおでん □静岡県静岡市
門前町に同化する、昔ながらの静岡おでん店。
静岡の名物グルメ、静岡おでん。牛スジでとった出汁に濃口醤油がベースの真っ黒なつゆ、全ての具が串に刺さり、魚粉や青のりを振りかけていただく、見た目も味もオリジナリティあふれるご当地グルメです。おでんはやっぱりお酒のお供というイメージ。だからお店も夜がメインのところが多いですが、珍しく朝早くから営業しているのが、静岡浅間神社の参道にある名店、おがわです。
創業は昭和23年。時代を感じる懐かしい佇まいで、昔ながらの町の食堂といった雰囲気。店頭の什器にはおにぎりや赤飯、焼きそばなんかも並んでいて、おでん屋と言えどもそれだけじゃないようです。
静岡浅間神社の参道にある名店、創業は昭和23年の「おがわ」。串に刺さった静岡おでんが満載のおでん鍋。
商店街の入口にある「静岡浅間神社」の鳥居。
店頭に掛けられた暖簾が風流。
朝から静岡おでんをいただく、ツウな贅沢。
暖簾をくぐるとすぐ目の前に、たくさんの串が立ったおでん鍋が置かれています。そしてほんのりと甘さを感じるダシの香り。一気におがわの世界に引き込まれます。朝10時すぎに着きましたが、すでに数組のお客さんが。朝から静岡おでんを食べられるなんて、ちょっとイメージが変わります。
店頭で女将さんに食べたいおでんを伝えて、その場でお皿にのせてもらうシステム。定番の魚粉もかけてくれます。テーブルに座ってから、飲み物を注文。おでんが足りなくなったら、またお皿を持って女将さんに注文します。
女将さんに食べたいおでんを伝えて、その場でお皿にのせてもらうシステム。定番の魚粉もかけてもらう。
店内は風情ある昭和の香りが漂う。
赤飯やちらし寿司なども販売している。
牛スジから滲み出した旨味は、優しい味。
おがわのおでんは、優しい味がします。牛スジから滲み出した旨味のあるダシと、それを包むような甘みがあります。魚粉がまたそこにコクを加え、それらのバランスがネタの美味しさを一層際立たせます。産地や仕入先にこだわるネタは、牛スジ、黒はんぺん、大根、玉子、こんにゃくなどなど、いずれもやや小振りなサイズだから、おかわりしながら、ついつい数が増えてしまいました。勘定は串の数で。なるほど、分かりやすいシステム。朝から一杯飲むもよし、あるいはオツな朝食としても。たぶん、夜だけじゃなくて、食べたい時にフラッと立ち寄って食べる、そんな在り方が静岡おでんのルーツのような気がしました。
おがわのおでんは深いコクと旨味が染み込んでいるのに、優しい味がする。静岡おでんの真髄をいただける。
昔ながらの食堂の雰囲気に癒される。
静岡おでんの定番である「だし粉」。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | おがわ・静岡おでん |
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所在地 | 静岡県静岡市葵区馬場町38 |
問い合わせ先 | 054-252-2548 | おがわ |
休業日 | 水曜日 |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | - |
wikipedia | - |
食べログ | https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22000530/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298124-d1670443-Reviews-Ogawa-Shizuoka_Shizuoka_Prefecture_Tokai_Chubu.html |
LAST VISIT | 201910 |
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