柏原川桜堤・黒井川桜堤
かいばらがわさくらつつみ・くろいがわさくらつつみ □兵庫県丹波市
人の営みと共にある、昔ながらの里山の桜並木。
1年前にたまたま通った高速道路からの景色に見た、一直線に並ぶ桜並木。山間に開けた盆地状の平地を、端から端まで結ぶピンク色の川のようでした。来年はぜひ見に行こうと決めて、1年後に訪れたのが柏原川桜堤でした。
丹波の里山を流れる柏原川に沿って、約1000本のソメイヨシノが咲き誇ります。田植え前の田圃はまだ藁の色をしていますが、よく見ると新たな1年を刻み始めた若くて緑の雑草も混じり、大地はやや複雑な色をしています。そんな中、目の覚めるような鮮やかな色で一直線に視界を貫く桜並木。春を最も実感する、心踊る光景です。
柏原川桜堤では、丹波の里山を流れる柏原川に沿って約1,000本のソメイヨシノが咲き誇る。
黒井川桜堤は桜の密集度が特徴。
緩やかな川面には桜が映る。
黒井川の両岸に約500本のソメイヨシノが咲く。
ユキヤナギとの共演が春らしい。
町には桜の他にも、春を知らせるものがある。
このあと、そう遠くないところにある黒井川桜堤も訪れました。こちらは町の中を流れる水路のような黒井川沿いに続く桜並木。川の両岸に約500本のソメイヨシノが咲き乱れ、緩やかな黒井川の流れに花弁を落とします。黒井川の桜並木は町、人々の生活と一体となったところが魅力のひとつ。桜は川縁の家々の軒下まで枝を伸ばしたり、逆に住民は専用の椅子を桜の木の下に置いてみたり。あらためて鑑賞するものではなく、ここでは日々の生活と密接した、当たり前の毎年の出来事なのです。また黒井川桜堤は夜にはライトアップされ、昼間とは違った趣きを見せてくれます。
柏原川と黒井川、どちらも昔ながらの桜並木。そして桜以外でも春を感じるたくさんのものがたくさんあるエリアです。
黒井川の桜並木は町、人々の生活と一体となったところが魅力のひとつ。
1928年に架けられたという「黒井橋」。
約1kmに渡って川沿いに桜並木が続く。
新町橋付近の情景。
丹波山並みを背にした柏原川桜堤。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 柏原川桜堤・黒井川桜堤 |
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所在地 | 兵庫県丹波市柏原町北中・春日町黒井 |
問い合わせ先 | 0795-70-3501 | 丹波市観光協会 |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | なし |
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LAST VISIT | 201904 |
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