六甲八幡神社
ろっこうやはたじんじゃ □兵庫県神戸市
聖なる森に守られた、静謐の世界。
神戸市の東部では有名な、厄祓いにご利益があるとされる神社です。住宅街の真ん中で、鬱蒼とした森に囲まれて鎮座しています。
実は阪急六甲というのは、私が学生時代に通っていたエリアでした。駅を降りれば南側にほぼ隣接してに塀と森がありましたが、恥ずかしい話それが神社とも知りませんでした。いつしか六甲八幡神社ということが分かりましたが、初めてお参りするまでに20年もかかってしまいました。
JRの六甲道駅から北へ続く商店街が、六甲八幡神社の参道になります。商店街を抜ければ閑静な住宅街となり、敷地の一番南にある鳥居をくぐれば、一気に静かで厳かな神社の世界に切り替わります。
阪急「六甲」駅に寄り添う大きな森の中にある神社。厄祓いにご利益がある神社として親しまれている。
境内南側に立つ一の鳥居。
六甲八幡神社の表情豊かな狛犬。
古き自然と、人々の営みを今に伝える。
石畳の参道の両脇には、年月を感じさせる成熟した木立が続きます。200mほどの石畳と、奥にある社殿をぐるりと囲むようにその木立は続きます。六甲八幡神社の社殿は、その豊かな森にすっぽりと埋もれるように、静かに佇んでいます。
創建はよく分かっていないのですが、平安時代から鎌倉時代と言われています。南北朝時代を描いた「太平記」に記された八幡林が、六甲八幡神社の森にあたるそうです。古き自然と人々の営みを今に伝える、いにしえの社なのです。
古い大樹を背に鎮座する拝殿。創建は平安時代から鎌倉時代と伝わる。
戦没者を慰霊する「旌忠碑」。
力強い龍神の手水舎。
地元を中心に、厄神さんとしても有名。
本殿は檜皮葺きの風格漂う佇まい。その右側に厄神宮本殿という、朱色も鮮やかな社があります。六甲八幡神社は厄神さんとして有名で、毎年1月に行われる厄神祭には10万人が訪れるといいます。例に漏れず、私も前厄の年に初めて詣でたわけです。
1月の寒い日でしたが、森に囲まれて風がないためか、境内は穏やかに感じました。木々の隙間から差し込む日差しは、温かいものでした。
本殿の東側には「厄神宮本殿」があり、厄除けの神として崇敬を集める。写真はその拝殿。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 六甲八幡神社 |
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所在地 | 兵庫県神戸市灘区八幡町3丁目6−5 |
問い合わせ先 | 078-851-7602 | 六甲八幡神社 |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | http://www.rokko.or.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/六甲八幡神社 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d6839610-Reviews-Rokko_Yahata_Shrine-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201601 |
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