エルグレコ
えるぐれこ □岡山県倉敷市
レトロな空間で、美術談義に花が咲く。
大原美術館で見たエルグレコの傑作・受胎告知の余韻が残るままに訪れた、美観地区きっての名店、エルグレコ。65年以上の歴史がある喫茶店で、大原美術館のすぐ隣に店を構えています。
レトロな建物に絡まるアイビーと、赤いテントが目印。そこには明るく洒落たモダンさと風格が漂います。大正時代に建築されたもので、昭和34年に喫茶店として使われるまでは、大原美術館を建てた大原家関連会社の事務所として使われていたそうです。
エルグレコの傑作「受胎告知」の余韻が残るままに訪れた「エルグレコ」。大原美術館横にある、65年以上の歴史がある喫茶店。
クラシカルなムードの赤いドーム型テント。
夜に窓から漏れてくる店の明かり。
大正時代のフィルターを通って、柔らかく。
内装もしっかりと大正ロマンの趣きを残していて、高い天井やその装飾、板張りの床や軋むドアノブなど、時代を経てなお美しき佇まいがそこにはあります。上げ下げ窓とアイビーを通して差し込む光は、大正時代のフィルターを通って柔らかく、空間に優しさをもたらしています。まさに美術鑑賞の熱りと興奮を、ゆっくりと昇華させてゆくのに相応しい店内です。
ここで頂けるものもまた、長年のこだわりが守られている名物メニュー。4種類の豆を独自にブレンドしたコーヒーは香り高く、またシャリシャリとした甘さ控えめのオリジナルミルクセーキ、ブルーベリーソースがかかった特製のチーズケーキなどが人気です。
店内は高い天井やその装飾、板張りの床や軋むドアノブなど、時代を経てなお美しき佇まい。
エルグレコのレプリカが空間に映える。
大正ロマンの趣きを残している。
この場所だからこそある、かけがえのない喫茶店。
もともと、大原美術館で絵を観た人たちが休むための場所を、という想いから作られたお店。今では休むどころか、喫茶エルグレコだけを目指して来るファンもいるほどです。それくらい、他のどんな喫茶店にもないものが、このお店にはあるのです。
壁にかけられたエルグレコの受胎告知の模写が、あるいは店内に置かれた大きな壺が、それに小さな小部屋にはガラス細工の展示が、美術鑑賞についての我々のレビューな会話に参加してくるようです。そう、エルグレコは、この場所にしかない、そしてこの場所だからこそある、かけがえのない喫茶店なのです。
喫茶エルグレコだけを目指して来るファンもいるほど。レトロな空間に似合う「ミルクセーキ」。
絶対おすすめの「レアチーズケーキ」。
倉敷を代表する喫茶店として、その存在は大きい。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | エルグレコ |
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所在地 | 岡山県倉敷市中央1丁目1−11 |
問い合わせ先 | 086-422-0297 | エルグレコ |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は水曜日) |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | http://www.elgreco.co.jp/ |
wikipedia | - |
食べログ | https://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33000050/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298133-d1691118-Reviews-El_Greco-Kurashiki_Okayama_Prefecture_Chugoku.html |
LAST VISIT | 201711 |
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