稲荷神社
いなりじんじゃ □兵庫県神戸市
見るのではなく、本質を感じとる神社。
国道2号線を走っていると、東灘区のあたりで赤鳥居前という交差点があります。その名の通り、国道に面して大きく鮮やかな色の赤鳥居が立っています。その鳥居をくぐって、今は住宅街の道になっている参道を500mほど北に歩いたところにあるのが稲荷神社。地元では森稲荷と呼ばれ、周辺のかなり広いエリアの総氏神として、古くから親しまれてきた神社です。実は我が家の氏神様でもあり、毎日あしげくお詣りをしているのです。
地元では「森稲荷」と呼ばれ、昔から氏神様として親しまれている神社。
国道2号線に真っ赤な一の鳥居が立つ。
境内入口の立派な鳥居。
創建は715年とも言われる由緒。
住宅街に埋もれるようにして佇む神社ですが、境内もわりと大きく、立派な社殿があります。創建は715年とも言われる由緒。毎年5月には立派な山車が周辺の町を練り歩きます。
毎日通っているものですから、季節によって、また時間帯によって様々な表情を見ています。晴れの日も雨の日も、それぞれに美しい表情があります。拝殿の中に猫がいる時もあれば、境内にイノシシが出る時も。風が吹けば境内の木立がざわめき、大雨が降れば脇を流れる小川から轟音が聞こえてきます。
創建は715年とも言われる歴史がある。写真は稲荷神社の拝殿。
拝殿が浮かび上がる夜もおすすめ。
正月には大きな幟が立つ。
本殿の脇に鎮座する境内社。
本殿は古木の森に包まれている。
本当に地域に根付いた、昔ながらの神社。
でも、稲荷神社はいつも不思議と静かです。境内を満たす空気が、いつも優しく穏やかなのです。
境内には小さな公園があります。遊具もあるので付近の子供たちの遊び場にもなり、また散歩途中の休憩場所にも。井戸端会議だって行われます。本当に地域に根付いた、昔ながらの神社という雰囲気。
たしかに、わざわざ観光で訪れるような神社ではないかもしれません。でも、本当の意味で人々の心に根差している神社。見てほしいのではなくて、感じてほしいものがある神社です。
毎年5月には立派な山車が周辺の町を練り歩く。本当の意味で地域に、また人々の心に根差している神社。
普段は静かな町もこの日は賑やかになる。
初詣は境内の中心で焚かれる火で暖を取る。
いくつかの境内社が鎮座している。
拝殿を我が家のようにしてくつろぐ猫。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 稲荷神社 |
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所在地 | 兵庫県神戸市東灘区森北町4丁目17−11 |
問い合わせ先 | 078-431-5969 | 稲荷神社 |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | - |
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トリップアドバイザー | - |
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