天保山大観覧車
てんぽうざんだいかんらんしゃ □大阪府大阪市
直径100m、大阪平野を見渡す世界最大級の観覧車。
大阪のマリンフロントに、広い空に向かって大きな円を描く観覧車があります。直径100m、高さは112.5mという国内最大級のもの。真下に立って見上げると、空全体を占めてしまうくらい巨大な観覧車です。
海と都市の境目で円を描く所要15分のアトラクション。60台のキャビンの中には、全体が透明ガラスのシースルーキャビンが数台あってそのスリルも人気です。夜になると、世界的な照明デザイナー・石井幹子氏が監修した照明演出が見事。30分ごとに時報を知らせる打ち上げ花火を彷彿とさせる演出や、明日の天気予報を色で知らせる演出など。大阪港をカラフルに彩ります。
直径100m、高さは112.5mという国内最大級の観覧車。「天保山ハーバービレッジ」の一施設として運営されている。
下から見上げると、とにかく巨大。
「天保山公園」から見た観覧車。
こちらからは、ずっと同じものにしか見えないのに。
さて、ちょっとした機会に、大阪湾の海上から北港を眺めたことがありました。すっきり晴れ上がった空の下、小さなクルーズ船で穏やかな海を進みます。海面はシーツを敷いたみたいに凪いでいて、航跡の白いラインが引かれてゆきます。湾岸は工場が多いとはいえ、海の上はやはり気持ちがよいものです。
その景色の中で、天保山の観覧車は特によく目につきました。岸壁やビル、海遊館だって、直線ばかりで構成される風景にあって巨大な真円を描く観覧車はとてもよく目立ちます。
遠くから見ているので観覧車は回っていないように見えます。でも少しずつ少しずつ動いているはずで、ゴンドラの中の人々は一秒一秒変わってゆく景色を見ているはず。こちらからはずっと同じものにしか見えないのに、なんだか不思議な感じがしました。
大阪北港にあるため、大阪湾の開放感たっぷりの眺望が楽しめる。
ゴンドラはカラフルに塗り分けられている。
まさに空を散歩するような15分間。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 天保山大観覧車 |
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所在地 | 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 |
問い合わせ先 | 06-6576-6222 | 天保山大観覧車 |
休業日 | 不定休(海遊館の休みに準じる) |
料金 | 3歳以上700円 |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | http://tempozan-kanransya.com/tempozan-kanransya.com/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/天保山大観覧車 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298566-d1407298-Reviews-Tempozan_Ferris_Wheel-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200410 |
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