サントリー京都ビール工場
さんとりーきょうとびーるこうじょう □京都府長岡京市
ビールに注がれた、こだわりを大発見。
昨今はテレビのバラエティでもよく放映されるように、工場見学がちょっとした流行。いつも何気なく使っている日用品や好物のお菓子や食品が、原材料からあれよあれよと出来上がっていく様子は見ていて面白いものです。思ってもみなかった方法や、長年の積み重ねで編み出された仕組み、最先端の技術を駆使した精密機械など、工程にはさまざまな工夫やアイデアがあって楽しませてくれます。最近は企業PRの一環として工場を見学できるところも増え、にわかブームに。無料でお土産までもらえる場合も多く、小学校の社会見学みたいな楽しさも味わえます。そんな中、大好物のビールが出来るところを見ようと、サントリー京都ビール工場を見学に行きました。
photo_by_ToshiyukiIMAI_CC_BY-SA_2.0_from_flickr.com
巨大なタンクが並ぶ様子は圧巻。サントリービールの日本で2番目の工場として1969年に開設された。
タンク1本で約10万本近い缶ビールになるのだとか。
工場見学と試飲ができるツアーが人気。
見学コースは60分ほどで、気軽に参加できる。
JR長岡京駅から無料のシャトルバスで10分ほど、広大な敷地に何本ものタンクが立ち並ぶ工場。気分は早くも小学生のようなもので、好奇心が小躍りするような、なんだか久しぶりの懐かしい感覚。見学コースは60分ほどで気軽に参加できる時間です。
工場に入ると意外にも甘い香りがするんですが、実はそれは麦汁の香りなんだそうです。少し驚いて先に進んだら、天然水や麦芽やホップの紹介コーナー。それまで麦芽がどんな形や匂いなのか、ホップにいたっては一体何物かも知らなかったのですが、それらに実際に触ってみることができます。これがビールになるなんて。
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酵母を加えて発酵の工程を担う巨大な仕込槽。意外にも甘い香りが漂っている。
見学ツアーは約60分ほど。
周辺には「サントリー通り」という道もある。
ビールだって、やっぱり出来立てが一番。
1969年に出来た古い工場ですが、内部は巨大な最新設備の宝庫。配合や醸造、製品化などいくつかのゾーンに別れていますが、どれをとっても想定外の規模と仕組みで面白く、またガイドの分かりやすい説明もあって、あっという間に時間が過ぎる見学ツアーです。
一通り見て回ったあとは、工場内に設けられた部屋でお待ちかねの試飲会が始まります。各自グラスを渡され、家庭でも簡単にできるビールの上手い注ぎ方講座、クリーミーな泡の作り方講座なんかをレクチャーされてから、チラチラ横目で追ってたサーバーへ一直線。なんといっても工場で飲む、出来立てのビール(プレミアムモルツ)です。牧場で飲む牛乳が美味しいように、ビールだってやっぱり出来立てが一番。ビール党にはたまらない貴重な機会でした。
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工場内に設けられた部屋でお待ちかねの試飲会。できたてのビールは別格の美味さ。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | サントリー京都ビール工場 |
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所在地 | 京都府長岡京市調子3-1-1 |
問い合わせ先 | 075-952-2020 | サントリー(株)京都ビール工場 |
休業日 | 年末年始、その他不定休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | http://www.suntory.co.jp/factory/kyoto/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023397-d2032739-Reviews-Suntory_Kyoto_Brewery-Nagaokakyo_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
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