大山崎山荘美術館
おおやまざきさんそうびじゅつかん □京都府乙訓郡大山崎町
モネの「睡蓮」も見られる、山麓の私立美術館。
雌雄を決するような勝負時を表す代名詞にもなっている天王山。大阪と京都の県境にあたるこの山の中腹、こんもりとした森の中に大山崎山荘美術館があります。
麓のJR大山崎駅から坂道を15分ほど歩くと、こぢんまりとして手入れの行き届いた洋館が現れます。本館として作品を展示しているこの建物は、かつて関西の実業家が別荘として建てたもの。河井寛次郎やバーナード・リーチの作品を鑑賞する傍ら、大理石の角柱や臙脂色の絨毯、猫足のバスタブなど、大正から昭和初期にかけてのイギリス様式建築が見学できます。
1932年に建てられた洋館を利用して、1996年に美術館としてオープンした。敷地は緑に包まれている。
琅玕洞(ろうかんどう)というトンネルが美術館への入口。
別世界への誘いのような門柱と塀。
瀟洒な佇まいが印象的な本館。
本館の玄関。切妻の庇には和の趣きも感じる。
本館と新館のイメージが対照的で、面白く新鮮。
敷地内には安藤忠雄氏設計の新館もあり、建物が山肌に埋没したような造りが特徴です。本館と新館のイメージが対照的で面白く新鮮。新館では印象派の巨匠、クロード・モネの代表作で有名な「睡蓮」などが展示されています。
約5500坪もある敷地には広い庭園も作られていて、心地良さそうに茂る植物のトンネルに囲まれて歩くのもまた気持ちいいものです。また本館にはこの小高い山の上から、木津川・宇治川・桂川の三川の見晴らしを楽しめるテラスのついたカフェや、彫像が点在する広場などもあり、ゆっくりと休日の午後を過ごせます。
コンクリート打ち放しの新館は地下に造られていて、巨匠クロード・モネの《睡蓮》連作が常設展示されている。
庭園の池には蓮が浮かぶ。
緑豊かな洋風の庭園。
庭園より本館を見上げる。
本館のバルコニーからの眺望。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 大山崎山荘美術館 |
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所在地 | 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 |
問い合わせ先 | 075-957-3213 | 大山崎山荘美術館 |
休業日 | 月曜日 |
料金 | 大人700円、高・大学生500円、小中学生無料 |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | https://www.asahibeer-oyamazaki.com/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/アサヒビール大山崎山荘美術館 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121277-d553133-Reviews-Asahi_Beer_Oyamazaki_Villa_Museum_of_Art-Oyamazaki_cho_Otokuni_gun_Kyoto_Prefectu.html |
LAST VISIT | 200707 |
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