こんぴらうどん・讃岐うどん

参詣の足で、名物の「しょうゆ天」を。

金刀比羅宮へ1368段もの階段が続く表参道。年間400万人がこの参道を通ると言われますが、その入口付近にあるうどん店がこんぴらうどん。参詣の足で立ち寄る客が多く、店はいつもたくさんの人で賑わっています。店頭ではガラス越しに職人さんがうどんを打つ様子を見学することもでき、参拝客の足を止めています。
暖簾をくぐると正面、黒々としたひょうきんな顔、うどんを抱えた大黒様が迎えてくれます。こんぴらうどんはテーブルに座ってから注文するスタイル。名物の「しょうゆ天」をいただきます。

金刀比羅宮の表参道にある讃岐うどん店。店頭のガラス窓から職人がうどんを手打ちする様子も見られる。

建物は明治初期のもので風格がある。

外からでもうどん作りが見学できる。

麺はなめらかな光沢を纏い、しっかりとしたコシ。

うどんの上には揚げたての海老天と花カツオがたっぷり、特製のだしをぶっかけて食べます。温かい麺に花カツオが踊っていて食欲をそそります。
麺はなめらかな光沢を纏い、しっかりとしたコシはさすが讃岐。適度な柔らかさ、そして小麦粉の旨味がにじみ出てきて、それらがとてもバランスよく融合されたような印象です。
また店内には年代物の調度品が所狭しと並べられています。うどんに夢中になってしまいがちな目を、時折移してはタイムトリップを楽しみます。壁に掛けられた大きな額や頭上のどっしりとした古木の梁を眺めながら、伝統の讃岐うどんを楽しみました。

photo_by_Tzu-Hsuan Hsieh_CC_BY-SA_2.0_from_flickr.com

「しょうゆうどん」が名物。定食も充実。

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