宮武うどん・讃岐うどん
みやたけうどん・さぬきうどん □香川県仲多度郡琴平町
NEWS! | 宮武うどんは惜しまれつつも2009年に閉店しました。しかし閉店後に弟子入りした方が先代の味を継承して復活させ、今は高松市で営業しています。 |
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ひとつの本流として継承される、伝説の讃岐うどん。
豊かな田園地帯に、ぽっこりとした讃岐富士が美しいシルエットで浮かび上がります。夏の太陽を浴びて、視界から飛び出していきそうなくらい鮮やかな空と、恵みの緑が燃えています。
そんな真夏の暑い日に、生涯で初めて訪れた讃岐うどん店が宮武うどんでした。行列はありましたが、店先には入店を待つ人用にベンチが並べられ、うちわが取れるようにしてあり、まず出迎えてくれたのはそんな細かな心遣いでした。
エッジが効いたうどんは芸術的なまでに美しく、しかし手切りによる不揃いさやねじれもあり、まさに「生きているうどん」。
「宮武ファミリー」と称される、そのルーツがここに。
宮武うどんは昭和28年の創業。その長い歴史の中で、かつての弟子たちが独立してそれぞれの人気店を確立し、今では「宮武ファミリー」とも呼ばれるひとつの大きな流れの源泉でもあります。「ひやあつ」や「あつあつ」など、あの呼び方さえ、この店が発祥と言われています。
店内は比較的広く、テーブル席や座敷もあります。初めて訪れたのに既に何度も来たことがあるような気持ちになる、どこか懐かしい雰囲気。満員の店内、店員の方も忙しそうにしているのに、どういうわけか気が張らないゆる〜い気分で過ごすことができます。
「ひやあつ」や「あつあつ」などの讃岐うどん独特の注文は、この店が発祥と言われている。
今や稀少な、手切りへのこだわりが生む不揃い麺。
宮武のうどんは、しっかりとしたコシともちもちとした食感が同居する讃岐うどんならではの麺。今や稀少な手切りへのこだわりが生む不揃い麺と、そのねじれが最大の特徴です。イリコを使った風味あるダシもさっぱりとして絶品です。それから知る人ぞ知る天ぷらの名店、藤原屋から仕入れる天ぷらも種類豊富。中でも断トツ人気のゲソ天とちくわ天はマストアイテムです。
店内に漂うのはダシの香しい匂いと飾り気のない自信と余裕。讃岐うどんとしてのスタンダードを我が道として切り開いてきた、UDONの世界を知ろうとする者には最適で最高の名店でした。店を出た時にまた目に飛び込んでくる讃岐富士が、それを象徴しているように美しい姿でした。
photo_by_saitowitz_CC_BY-SA_2.0_from_flickr.com
藤原屋から仕入れる天ぷらも種類豊富。中でも人気のゲソ天とちくわ天はマストアイテム。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 宮武うどん・讃岐うどん |
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所在地 | 香川県仲多度郡琴平町上櫛梨1050-3 |
問い合わせ先 | 0877-75-0576 | 宮武うどん |
休業日 | 水曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場あり |
公式サイト | - |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/kagawa/A3703/A370302/37000009/ |
トリップアドバイザー | - |
LAST VISIT | 200508 |
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