岩国基地フレンドシップデー
いわくにきちふれんどしっぷでー □山口県岩国市
国内最大級、武者震いする航空祭。
アメリカ空軍の岩国基地で毎年5月5日に行われる一大イベントが、岩国基地フレンドシップデー。米軍と自衛隊が共同で参加する航空祭で、フライトの種類や数は国内最大級、毎年壮大な空の祭典が観客を魅了しています。
雨予報だった天気は全くの的はずれで申し分ない快晴。訪れたのは過去最高という、約27万人もの観客が押し寄せた日で、熱気と歓声に包まれた盛大なイベントでした。
アメリカ空軍の岩国基地で毎年5月5日に行われる一大イベント。航空自衛隊も参加し、日米の空のショーが楽しめる。
岩国基地が一般開放されるのはこの日だけ。
自衛隊では見られない航空機も並ぶ。
ずらりと並んだ「F-16」と「F-18」。
輸送機の代表的な機種「C-130」。
米軍、自衛隊の航空機がずらりと展示。
メインの観覧場所となるエプロンに行くまでにも、キッズ広場や模擬店、ライブ会場にアメ車やハーレーの展示まであり、盛りだくさんの内容。それに続いて米軍、自衛隊の航空機がずらりと展示されていて、飛行機好きならついつい足が止まってしまう充実の光景です。お目当てだったF-18もお腹いっぱい見学してから、やっとエプロンに到着。観客はみな思い思いに自分の場所を見つけて、寝そべったり本当に眠ったり、デッキチェアを並べたりテントまで立てたり。ひねもすのんびりしながら、戦闘機が目の前で轟音とともに舞うと、立ち上がって武者震いをしながら空の劇場に見入ります。
米軍機が多数展示されていて、間近でその迫力ある機体を見ることができる。写真は「F-16」。
当日の来場者数は10万人を超えるほど賑わいを見せる。
機体に記されたアメリカ空軍のマーク。
輸送機の後部ハッチも開放されていた。
どの航空機にもすごい人だかり。
F-15やF-16が見せる、迫力満点の機動飛行。
プロペラ機を操るエアロックのとんでもない曲芸飛行、F-15やF-16の迫力満点の機動飛行はもちろんのこと、日本では見るチャンスの少ない垂直離着陸機・ハリアーの実演も見応えあり。飛んできて空中でその場に制止して方向転換するかと思えばそのまま垂直に着陸したりと、その動きは飛行機というものの先入観を破壊するかなりサプライズなものです。じっくり見ていると、脳がむずがゆくなってしまうような、ちょっと不思議な感覚を味わえます。
曲芸飛行も機動飛行も、自衛隊のものとは規模と迫力が違う。写真は垂直離着陸ができる「AV-8BハリアーII」。
空中で静止したハリアーⅡ。
美しい流線型が特徴的な「F-16」。
でもやっぱり主役は、ブルーインパルス。
でもやっぱり主役はブルーインパルス。年によっては登場しないこともあるようですが、その人気と実力はどの航空祭でも絶大です。圧倒され続ける数々のミッションも、青空をキャンバスに自由自在。白い日差しに機体を眩しく輝かせながら、正確に優雅に、そしてダイナミックに。何度見ても期待を裏切らない、まさに千両役者。あまりにも安定した美しさと迫力は、どの航空祭でもフィナーレを飾るに相応しいスペクタクルです。
予想に反して暑かった岩国基地での一日。朝から降るはずだった雨が、航空祭が終わりすぐに雷とともに降り始め、天の神様の粋な計らいに感謝しつつ、岩国の街をあとにしました。
ブルーインパルスは青空をキャンバスに自由自在。主役の座を奪っていった。
低空で機動飛行を行うブルーインパルス。
5月の青空に美しいスモークが伸びる。
6機がデルタ隊形で飛行する「デルタ・ループ」。
2機の息がぴったり合った「タック・クロス」。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 岩国基地フレンドシップデー |
---|---|
所在地 | 山口県岩国市三角町 |
問い合わせ先 | 0827-29-5116 | 岩国市観光振興課 |
休業日 | 5月5日のみ開場 |
料金 | 特設観覧席以外は無料 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://www.mcasiwakunijp.marines.mil/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/岩国飛行場 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | - |
LAST VISIT | 200905 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。