サンメッセ日南
さんめっせにちなん □宮崎県日南市
世界で唯一、イースター島を出たモアイが立つ丘。
サンメッセ日南は、太陽がまぶしい日向灘を見下ろす丘の上に作られた20haもの広大なテーマパーク。敷地内の道は坂道ばかりで、歩き回るのには少々体力がいりますが、カートもあるので小さな子供連れや年配の方でも大丈夫。
仔牛が遊ぶ牧場や太平洋を見晴らす展望台などの見どころがありますが、ここの名物は何といっても大海原をバックに悠然と立ち並ぶ7体のモアイ。イースター島のモアイを復元したもので、背の高さや姿勢や表情まで忠実に再現されています。そしてこのモアイは、単に模倣されたレプリカではありません。こんな逸話があります。
「いやされ、みたされ、よみがえる」をコンセプトに、太平洋に面した小高い丘に広がる平和のテーマパーク。
由緒あるモアイは、重みのある存在感を放つ。
イースター島では長年に渡る部族闘争と1960年のチリ大地震によってほとんどのモアイは倒れ、そのまま放置されていました。放っておくとやがて大多数の古代文明と同じように風化して土に埋もれてしまう運命だったに違いありません。でも倒れたままのモアイを、日本の企業や国の機関が一体となって元通りに立ち上げたのです。その感謝のしるしとして、イースター島の長老会が世界で唯一、イースター島のモアイを復元することを許可して、それにふさわしい場所として日南海岸が選ばれたのです。つまりは世界でこの場所にだけ、存在することを許された由緒あるモアイ。重みのある存在感で、彼等は美しく一列に並んで佇んでいます。
7体並ぶモアイ像はイースター島のモアイを復元することを、島の長老会が世界で唯一許可したもの。
微風が体に触れるのを、ひっそりと待ちながら。
「モ」は未来。「アイ」は生きる。人間のこれからの暮らしを見守るため、海を背に陸を見つめます。高さは5m以上あり、海抜120mの丘の上ということもあり、海に空に美しく映えます。
そんなモアイに見つめられながら、広場の芝生に寝そべります。仰向けになると雲ひとつない透き通った青空が、魚眼レンズで見たような球体で広がっています。太陽はやや傾き、丘の向こうに隠れてゆきました。背の高いモアイには、まだ焼けつくような太陽が見えているかもしれません。日陰の芝生、夏の夕方はまだまだ暑いですが、少しだけ風に敏感になります。優しい微風が体に触れるのを、小さな宝物を探すみたいにひっそりと待ちながら、空の色が少しずつ変わっていくのを眺めました。
「モ」は未来。「アイ」は生きる。人間のこれからの暮らしを見守るため、海を背に陸を見つめる。
斜面に牧草地が広がり、放牧も行われている。
展望も素晴らしく、開放感あふれる園内。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | サンメッセ日南 |
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所在地 | 宮崎県日南市大字宮浦2650 |
問い合わせ先 | 0987-29-1900 | サンメッセ日南 |
休業日 | 第1、第3水曜日(8月は無休、祝日は開園) |
料金 | 入園700円 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://www.sun-messe.co.jp/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023424-d1424728-Reviews-Sunmesse_Nichinan-Nichinan_Miyazaki_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html |
LAST VISIT | 200808 |
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