産寧坂
さんねいざか □京都府京都市





<古都の風情を歩く、別名「三年坂」。>
清水寺へ向かう道として知られる「三年坂」。石畳が続く坂道には、風情ある京町家や土産物店、料亭が軒を連ね、古都の雰囲気を堪能できます。お産が安らかであることを願う子安観音にちなんだ坂として、多くの人々が訪れます。本記事では、三年坂の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
古都の風情を歩く、別名「三年坂」。
古色ゆかしい京都の中でも、とりわけ風情ある散策を楽しめる道として人気があります。産寧坂は清水寺から高台寺や八坂神社、東山界隈を結ぶ南北の道。観光名所をめぐるメインルートでもあるため、いつもたくさんの旅行者で賑わう道です。
清水寺への参道・清水坂の途中、江戸時代に創業したという七味屋本舗という老舗の角から別れて、南へ向かって始まる46段のゆったりとした石段。石畳の坂道。名前の由来は諸説ありますが、清水寺にある子安観音へ「お産が寧か(やすらか)であるように」と祈願するために登る坂道というのが有力だそうです。

京都らしい景観が続く産寧坂は別名「三年坂」。ここで転ぶと3年以内に死んでしまうという怖い伝説も。
坂の勾配に合わせて、伝統的な京町屋が連なる。
でも産寧坂にはちょっと怖い言い伝えもあり、「産寧坂で転ぶと三年の内に死ぬ」なんて言われることもあるのだとか。それでかどうか、この坂道は別名「三年坂」とも呼ばれています。ちなみに産寧坂から続いて円山公園に至る坂道を「二年坂」と呼ぶそうで、どちらも東山散策には欠かせない名物坂です。
産寧坂の沿道には土産物屋や料亭、旅館が立ち並び、京都の中でも最も情緒を感じられる通りのひとつ。坂の勾配に合わせて伝統的な京町屋が連なる様子は、まさに絵葉書を見ているよう。坂の途中にあり、坂本龍馬が常宿としていた明保野亭などは特に見どころです。
道は緩やかな石段になっている部分と、石畳が敷かれ曲がりくねった路地の部分があります。どこからどう歩いても、自分が今京都にいることを実感できる景観。一度通り抜けるだけでも古都の風情を満喫できる、京都観光には必須の散歩道です。

土産物屋や料亭、旅館が立ち並び、京都の中でも最も情緒を感じられる通りのひとつ。
photo.
アクセスマップ
■公共交通機関
- 京都駅から市バス100/206系統で「清水道」または「五条坂」停下車、徒歩約5〜10分
- 京阪「祇園四条駅」から徒歩約1分(二年坂南端)、阪急「河原町駅」から徒歩約5分
- 地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約20分(地下鉄+徒歩ルート)
- JR「京都駅」からタクシーで約10〜15分(混雑状況により変動)
■車・駐車場
周辺は狭い路地のため車での移動は不便。近隣のコインパーキング利用がおすすめです。
詳細情報
名称 | 産寧坂 |
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所在地 | 京都府京都市東山区清水 |
問い合わせ先 | 075-752-0227 | 京都市観光協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | - |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/産寧坂 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d1386121-Reviews-Sannenzaka_Ninenzaka-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200612 |
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