コメダ珈琲店

名古屋喫茶の本領と、名物「シロノワール」。

名古屋ではどこにでもある定番喫茶店でも、やっぱり関西人の僕からすると気になる喫茶店、コメダ珈琲店。東海地方を中心に300店以上もあるチェーン店ですが、関西にはまだまだ少ないので、コメダ珈琲店の名物、シロノワールをいただきに立ち寄りました。
このシロノワール、ドーナツ型の甘口の温かいデニッシュの上には、冷たく甘いソフトクリームが乗っています。さらにその上からメイプルシロップをかけて食べるという、甘党にはたまらない一品。温められたデニッシュの上で素早く溶けてゆくソフトクリーム。讃岐うどん風に言うと、この「あつひや」感がたまりません。

初めて訪ねた時はまだ今のように全国規模ではなかったが、メニューも雰囲気もその後のブレイクが納得できるものだった。

トレードマークのおじさんのイラストも個性的。

そしてここは名古屋の喫茶店。もちろんコメダ珈琲店でも例に漏れずモーニングのサービスがあり、朝は飲み物を頼むともれなくトーストとゆで玉子が付いてきます。お値段そのまま。無料で付いてきます。なんともお得でうれしいサービス。
コメダ珈琲店は1968年に開店し、2年後にはもうフランチャイズを展開したそうです。創業者の実家が米屋だったことからこの店名にしたんだとか。黒地にオレンジ色の文字の看板が目印。中世ヨーロッパの紳士が珈琲を飲んでいる姿というトレードマークのおじさんのイラストも個性的です。

photo_by_Zengame_CC_BY_2.0_from_flickr.com

創業初期の頃から使われている「コメダおじさん」もお馴染みのキャラクターに。

誰もが気どらず、自分達の時間を自由に使える店。

そしてどのお店も、なぜかとても入りやすく、そして長居もしやすい雰囲気。店内は統一してログハウス調にまとめられていて、ひとつひとつのテーブルがゆったりしています。サラリーマンから近くの主婦仲間や家族連れまで、客層が幅広いのも印象的。誰もが気どらず、自分達の時間を自由に使える、とにかくラフな気持ちでいられる店。シロノワールを筆頭に、ついつい足を運んでしまう魅力が、コメダ珈琲店にはたくさんありました。

2023年には国内外で1,000店舗を達成し、その勢いはまだ止まることを知らない。

アクセスマップ

詳細情報