キルフェボン本店

店名は、「なんていい陽気なんだろう！」。

東京をはじめ、国内各地の店舗で甘党から絶大な支持を得ている洋菓子店、キルフェボン。関西で唯一の京都店なんかは、常時１時間待ちもざらにある超人気店です。そのキルフェボンは実は静岡から出発しました。
静岡市街のメインストリート・青葉公園通り沿いに、南仏を思わせる明るい造りで店を構えています。案の定30分待ちという状態でしたが、その場で予約をすると、順番が回ってきた時に携帯に連絡をもらえるので、その間ぶらぶらと周辺のショップを探索できます。もちろん木々に囲まれた青葉公園通りのベンチでのんびりするのもいい感じ。

青葉公園通り沿いに、南仏を思わせる明るい佇まいで店を構える。

油絵に描いた、花束を見るようで。

キルフェボンはタルトが一番人気。フルーツ山盛りのタルトや、季節の味をふんだんに盛り付けたタルト、オーソドックスなタルトなど、店内にどんと置かれた巨大なショーケースには何種類ものタルトが並びます。その光景はまるで油絵に描いた花束を見るようで、見た目のインパクトでぐっと気持ちが持っていかれてしまいます。色とりどりのタルトはところ狭しとショーケースの中に並び、一言で言うならパラダイス。これだけでも見る価値がありそうな代物です。
もちろん、自慢のタルトは満点。舞い上がった気分もそのままに楽しめます。旬のフルーツを使うだけにラインナップも定期的に変わり、次訪れるとまた新しい味に出会えるのも嬉しいところ。「なんていい陽気なんだろう！」フランス語でそんな意味のある「キルフェボン」。まさにその言葉通りの気持ちになれる、甘くて素敵なお店です。

フルーツをふんだんに使ったタルトやケーキが評判。オリジナルの食器も雰囲気を盛り立てる。

静岡本店は1992年に開業した。

巨大なショーケースに何種類ものタルトが並ぶ。

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