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黒部峡谷トロッコ電車 黒部峡谷トロッコ電車

黒部峡谷トロッコ電車

くろべきょうこくとろっこでんしゃ □富山県黒部市
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オススメ度

絶景の峡谷に寄り添って走る、トロッコ列車。

黒部峡谷トロッコ電車

黒部峡谷は北アルプスの立山連峰と、白馬岳や槍ヶ岳で有名な後立山連峰の間にあります。山頂と川面との標高差は1500〜2000mもあり、日本一深いといわれるV字谷が美しい大峡谷です。岩壁の圧倒的な高さ、深く切り刻まれた峡谷の美しさ、流れる水や空気の清々しさ。どれをとってみてもスケールの大きい風景は、まさに絶景中の絶景です。
そんな黒部峡谷に沿って走るのが黒部峡谷鉄道。始発駅の宇奈月駅から終着駅の欅平駅まで、約20.1kmのレールを80分かけてゆっくり走る列車です。渡る橋は22ヶ所、トンネルは41ヶ所もあり、全線を通じて勾配のある険しい線路を進みます。

「命の保証はしません」と記載されていたという、険しい路線。

黒部峡谷トロッコ電車

15年もの歳月を費やして終点の欅平駅まで開通したのは昭和12年。もともとはあの黒部ダムを建設するための資材や作業員を運ぶための工業用の鉄道でしたが、登山者からの要望で「便乗」という形で一般人を乗せることがあったそうです。その際に発行された、乗車券ならぬ便乗証には「命の保証はしません」と記載されていたといいますから、いかに険しい路線であったかが分かります。もちろん今ではしっかりとした安全対策が施され、気軽にスリリングな列車の旅を楽しめるようになっています。
車両はトロッコ。レールと車輪の振動が直に体に感じられ、ガラスのない窓からは峡谷の風が吹き込み、大自然との一体感を楽しみながら走ります。数々のトンネル、鉄橋を通りながら、季節それぞれの美しさを楽しむことが出来ます。春は残雪と芽吹きのコントラストを、夏はまばゆいばかりの緑彩の森を、秋には鮮やかな紅葉を。迫り来る絶壁に急流、奇岩を背景に色とりどりの季節が巡ります。

トロッコ列車を引っ張る、機動車に秘められたタフネス。

黒部峡谷トロッコ電車

途中下車できる駅も3つあり、鐘釣駅近くの鐘釣温泉の露天風呂は人気です。他にも、最も峻険な谷に架かる後曳橋、欅平駅から歩いて10分ほどの奇岩・人喰岩などが特に見どころ。ダム建設によって行き来の出来なくなった猿たちのために架けられた猿専用の吊り橋なんていうものもあり、ゆっくり走るトロッコでももっとゆっくり走ってほしいくらい、次から次へとビューポイントが現れます。
それと、見逃せないのがトロッコ列車を引っ張る機動車。小さくてかわいらしいんです。元々工業用ということもあり乗り物マニアにはたまらない風貌、少しくすんだ独特なオレンジ色、どことなくおもちゃのような、剽軽な感じさえする車体です。これだけのものを引っ張って、しかも険しい路線を走るとは思えないくらいコンパクトなんですが、秘められたタフさには脱帽です。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 黒部峡谷トロッコ電車
所在地 富山県黒部市
問い合わせ先 0765-62-1011 | 黒部峡谷鉄道営業センター
休業日 期間中無休(12月~4月中旬運休)
料金 宇奈月~欅平間片道1660円
駐車場 無料駐車場
公式サイト http://www.kurotetu.co.jp/
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/黒部峡谷鉄道本線
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1021440-d3616621-Reviews-Kurobe_Gorge-Kurobe_Toyama_Prefecture_Chubu.html
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※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。

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