経ヶ岬
きょうがみさき □京都府京丹後市
高さ140mの断崖絶壁、最果ての趣を感じる岬。
経ヶ岬は丹後半島の北端の岬です。西日本の最北端の地でもあり、海からの高さ140mの断崖絶壁。若狭湾や遠く能登半島をも望める眺望は絶景です。そして映画のロケ地にもなったように、最果ての風趣が漂う印象的な岬です。
海岸線をトレースする国道178号線から少し逸れた場所に岬があり、そこには経ヶ岬灯台が据えられています。石造の灯台は明治31年に建てられた歴史あるもので、今でももちろん現役で稼働しています。
訪れたのは夏真っ盛りの8月。嘘のように暑い日で、思わずという感じで脇道から経ヶ岬近くの崖下まで降り、海に飛び込みました。
経ヶ岬は近畿、そして西日本の最北端。日本海に突き出した岬には、他にはない魅力に溢れている。
経ヶ岬灯台へ向かう散策路。
「日本灯台50選」にも選定されている経ヶ岬灯台。
海抜140mにあり、灯台として重要な役割を果たしている。
初点灯は明治時代という歴史ある灯台。
予想もしなかった魚の天国、海の舞踏会。
ゴーグルを付けて潜ってみると、そこは予想もしなかった魚の天国。波の緩やかな岩場ということもあり、多種多様な魚が思い思いに泳いでいて、まるで優雅な舞踏会のようです。顔触れも様々。ひょうきんな顔をしたフグの仲間や、新体操のリボンのようなうねりを見せる海ヘビ、ダーツのシャトルのような小さな魚の群れ。無防備に寝そべる鮮やかなヒトデや岩場に潜むウニ、海中の小さな海藻の森。日本海というと冬の冷たく暗いイメージが湧くんですが、それとは全く違って明るくて、それにとても賑やかで活気に満ちていた海でした。
そんな海中を夢中になって眺めていたら、脱ぎ捨てた衣服やかばんを海底に発見。気がつくと潮がかなり満ちていたようで。それくらい時間も忘れて没頭するような面白い世界でした。
経ヶ岬から見下ろす断崖絶壁の下には、美しい日本海が広がる。
灯台の銘板には明治31年の記述がある。
ここから見えるのはひたすら広い日本海。
基壇部を含めて貴重な石造りが印象的。
「日本の灯台50選」にも選ばれている。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 経ヶ岬 |
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所在地 | 京都府京丹後市丹後町経ヶ岬 |
問い合わせ先 | 0772-62-6300 | 京丹後市観光協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内無料駐車場あり |
公式サイト | http://www.pref.kyoto.jp/tango/tango-doboku/miryoku_kyougamisaki.html |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/経ヶ岬 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023401-d1424600-Reviews-Kyogamisaki-Kyotango_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201909 |
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