成相寺
なりあいじ □京都府宮津市






<日本三景・天橋立を見下ろす、絶景の古寺。>
日本三景・天橋立を一望する絶景の古刹「成相寺」。西国三十三所巡りの霊場としても知られ、五重塔や撞かずの鐘など魅力が満載です。パノラマ展望台からは、天橋立と若狭湾の壮大な景色を楽しめます。本記事では、成相寺の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
日本三景・天橋立を見下ろす、絶景の古寺。
天橋立を見下ろす絶好のロケーションにある成相寺。成相山という小高い山の上に建てられています。天橋立から車で10分ほど、本堂までは舗装された道を車で登ることができ、そこから五重塔や「撞かずの鐘」を納めた鐘楼などを訪ねることができます。

成相寺は、西国三十三所霊場では最北端に位置する。創建は704年とされる古刹。当初は今よりもさらに山の上にあり、修験道の道場だったと伝わる。


鎌倉時代の技法で1998年に再建された、木造の五重塔。


本堂の軒裏の複雑な組物は必見。


「撞かずの鐘」と呼ばれる梵鐘を吊る鐘楼。江戸時代の再建。


西国三十三所霊場で28番札所となっている。

本堂は1774年に再建されたもの。重文の地蔵菩薩坐像などを安置する。


「観音水」と呼ばれる湧水。手水鉢として使われている釜は、昔は湯船として使われていた。
忘れてはいけない、成相寺の上のパノラマ。
でもここまで来たら、さらに未舗装の道を登ってみましょう。かなり悪路ではありますが、車で走れます。しばらく登ると広場に出るんですが、そこからの天橋立の眺めが最高なんです。傘松公園からも天橋立を展望できますが、成相寺からの方がより高いところから望む感じになります。天橋立だけではなく、遠く若狭の風光明媚な景色を眺望できるのが素敵なところ。もちろん、ここでも股のぞきすることをお忘れなく。

境内の標高は300mを超えるため、天橋立の眺望は抜群。ビュースポットとして有名な傘松公園より高い場所から見下ろせる。五重塔越しに天橋立が見える。


成相山パノラマ展望台(標高約470m)から、天橋立方面の眺望。


若狭湾方面には雄大な海原を見渡せる。トンボもひと休み。


ぎっしり貼られた千社札。信仰の篤さを物語るよう。


西国三十三所巡礼の御朱印。
photo.
アクセスマップ
■公共交通機関でのアクセス
- 最寄駅:京都丹後鉄道 宮豊線「天橋立駅」
- 観光船:天橋立桟橋 → 一之宮桟橋(約12分)→ 徒歩5分 → ケーブル or リフトで傘松公園へ
- 登山バス(傘松公園発):約7分 → 成相寺バス停下車、徒歩10分
■車でのアクセス
- 京都縦貫道・宮津与謝道路「与謝天橋立IC」→ 国道178号経由 約8km・約20分
- 駐車場:普通車約50台、大型バス4台(無料)
- ※冬期(積雪時)は登山道が凍結・狭小になるため注意が必要です
詳細情報
名称 | 成相寺 |
---|---|
所在地 | 京都府宮津市成相寺339 |
問い合わせ先 | 0772-27-0018 | 成相寺 |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 拝観500円 |
駐車場 | 敷地内駐車場あり |
公式サイト | http://www.nariaiji.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/成相寺 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023393-d3573440-Reviews-Nariaiji_Temple-Miyazu_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201909 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。
