熊野本宮大社
くまのほんぐうたいしゃ □和歌山県田辺市







<お馴染みの八咫烏が神使とされる、熊野三山の中心。>
熊野三山の一つであり、世界遺産にも登録された「熊野本宮大社」。杉の巨木に囲まれた厳かな参道を進むと、檜皮葺きの社殿が迎えてくれます。かつての社地には日本一の大鳥居がそびえ、夜はライトアップされ幻想的な姿を見せます。本記事では、熊野本宮大社の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
お馴染みの八咫烏が神使とされる、熊野三山の中心。
2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録された、熊野三山の中でも中心的な存在とされる神社です。杉の木立に囲まれた参道や、檜皮葺きの古色蒼然とした社殿は見ごたえがあります。
境内から国道を挟んだ南側には、高さ33mの大きな石の鳥居があります。実は明治22年にこの辺りが大洪水に見舞われた際に、流されてしまった旧社殿があったのがその鳥居の辺りなんだそうです。大晦日に訪れた時の、夜の漆黒の中に鳥居が青くライトアップされて浮かび上がっている様子がとても幻想的でした。

熊野本宮大社からほど近い「大斎原」は、実は明治時代の大水害が起こるまでは境内だった土地。今は高さ33.9mで日本一大きな鳥居が建てられている。


ある年の大晦日、ライトアップされた大鳥居。


神門も新年の装いで飾られていた。
日本サッカー会のシンボル、八咫烏(やたがらす)の起源。
また、この神社の神の使いとされているのが八咫烏(やたがらす)。日本サッカー協会のシンボルマークに採用されているあの三本の足を持つカラスです。なんでも日本に初めて近代サッカーを紹介した人物の出身地にちなんで用いられたとか。見慣れたあのマーク、こんな所にオリジナルがあったんですね。

第一殿(夫須美大神)・第二殿(速玉大神)の「結宮」、第三殿(家津美御子大神)の「本宮」、第四殿(天照大神)の「若宮」が並ぶ上四社が、熊野本宮大社のハイライト。
photo.
アクセスマップ
■公共交通機関
- 電車+バス: 名古屋駅→(特急ワイドビュー南紀 約2 h 15 m)→ 新宮駅 → 熊野交通バス「本宮大社前」下車(約60 分)→ 徒歩約6分
- 大阪/京都方面: 新大阪・京都→(特急くろしお 約2〜2.5 h)→ 紀伊田辺駅 → 龍神バス/明光バス熊野古道線で約1時間15分〜2時間、「本宮大社前」下車 → 徒歩6分
- 新宮駅発ルート: 新宮駅→バスで約60分「本宮大社前」下車 → 徒歩6分
- リムジン・高速バス・飛行機: 関西・名古屋・浜松などから南紀白浜空港へ飛行機、空港から本宮直通または白浜/田辺乗り換えバス利用可
■車・レンタカー利用
- 京阪神方面:紀勢自動車道「上富田IC」より国道42・311号経由で約56 km、60分程度
- 名古屋方面:紀勢自動車道「熊野大泊IC」から約60分
- 高野山経由の場合:車で約2時間半。但し冬期は迂回ルートとなる可能性あり
- 駐車場:神社付属の駐車場あり(無料または有料・台数に限りあり)
■シャトル&周辺バス
- 熊野古道沿いの各温泉(湯の峰・川湯・渡瀬)から本宮へ路線バスでアクセス可
- 田辺駅発「熊野本宮線(中辺路ルート)」で途中下車可
- 4日間乗り放題パス「龍神バス 熊野本宮線」(大人3,500円)が便利
■歩き(熊野古道 中辺路ルート)
- 発心門王子から約6.9 km、約2時間30分の「ゴールデンルート」で本宮へ
詳細情報
名称 | 熊野本宮大社 |
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所在地 | 和歌山県田辺市本宮町本宮1110 |
問い合わせ先 | 0735-42-0009 | 熊野本宮大社 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内駐車場あり |
公式サイト | http://www.hongutaisha.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/熊野本宮大社 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023661-d1385199-Reviews-Kumano_Hongu_Taisha-Tanabe_Wakayama_Prefecture_Kinki.html |
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