岡山ブルーライン

瀬戸内海を見下ろし、丘陵地帯を軽快に走る。

2004年より全線無料化された、備前市と岡山市を美しい景色でつむいで結ぶ全長32.4kmの道路です。交通量の多い国道２号線を迂回するバイパスとしての役割もありますが、やはりそれ以上に風光明媚な景色を楽しみながら走りたい、美しいドライブウェイです。
備前市側から走り始めると、まず現れるのは片上大橋。橋脚がとても高い橋で、左右に遥か見下ろす片上湾の風景は素晴らしい限りです。夏の太陽を照り返すコバルトブルーの海面にいくつもの筏が並んで浮き、思いがけず出会った風情ある光景に見とれてしまうはず。湾と橋の全景を、本線から少し外れたところにある夕立受山の展望台から眺めることができ、夕日が眩しい日などは、まさに約束された絶景が広がります。流れ過ぎる一瞬一瞬の景色を楽しみながら、風が伴走してくれるドライブは続きます。

瀬戸内の美しい風景と、地元の味を楽しみながら。

その後ブルーラインは瀬戸内海沿いの丘陵地帯を軽快に走り、道中では所々で海を見晴らせる展望に出会います。また道沿いには２つの道の駅があり、それぞれ特色ある楽しみが待っています。
道の駅「黒井山グリーンパーク」では地元の特産品がたっぷり販売されていて見るだけでも楽しめるくらい。名物の米菓「パン菓子」もおすすめです。もうひとつの道の駅「一本松展望園」では瀬戸内海を一望する展望台が魅力です。他にもミニSL広場なんてのもあったり。
交通量もそれほど多くなく、次々と現れる瀬戸内の美しい風景と地元の味が楽しめる岡山ブルーライン。わざわざ遠回りをしてでも、休日のドライブを存分に彩る、魅力にあふれる道です。

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