谷川米穀店・讃岐うどん
たにかわべいこくてん・さぬきうどん □香川県仲多度郡まんのう町
煙突から立つ煙が営業の合図、深山の有名店。
粉雪ちらつく山深い場所に店を見つけた谷川米穀店。大きな看板は掲げていませんが、冬の寒い日でも絶えることなく続く行列が目印でした。谷川米穀店。讃岐うどんのガイド本には、必ずといっていいほど毎回クローズアップされている超人気店です。店名から分かるように本業は米屋。讃岐ではよくあるように、副業や閑農期の生業として始め、それが本業を上回ってしまった成功例(?)です。空気の美味しい土器川源流に寄り添うお店には、煙突が1本。この煙突から煙が立ち上っていることが営業中の合図なんだそうです。
昭和37年創業の老舗。本当に山深い場所にあるが、そこまで行って食べたくなる名店。
コシと柔らかさが、絶妙に同居する麺。
30分ほど並んでやっと入れたんですが、狭い店内はお客さんが身を寄せ合うようにして文字通り寿司詰め状態。みなさん一心不乱の様子でうどんを食しています。カウンター越しに「ぬくい」or「冷たい」と玉数を注文し会計を済ませます。出てくるのは中振りのどんぶりにぽっこりと盛られたツヤツヤで歯ごたえのよさそうなうどん。ジャストサイズでぴったりと碗に収まっていて、うどん玉もなんだか心地良さそうに見えてしまいます。
一般的な讃岐うどんに比べると麺は細めです。そこにしょうゆ、葱、好みで卵をかけていただきます。これぞ讃岐うどん、なシンプルさ。コシと柔らかさが絶妙に同居する麺が最高です。もちろんおかわりもオーケー。
一般的な讃岐うどんに比べると麺は細めで、コシと柔らかさが絶妙に同居する。
讃岐うどん最南端。青唐辛子の佃煮も名物。
それともうひとつの名物は、青唐辛子の佃煮。実はものすごく辛くて入れ過ぎには注意なんですが、これを混ぜていただくと舌の上で麺のほのかな甘味と融合して、他では味わえない刺激的なうどんに変貌するのです。また水やお酢、柚子胡椒などのアイテムもあるので、自分なりの混ぜ方で楽しんでみたりもできます。
讃岐うどんの最南端。ほぼ徳島という奥地にあり、往復と行列でかなり時間が取られてしまいますが、もちろんはるばるここまで訪れる価値は十二分にあります。というより、そもそも讃岐うどんを語るに始まりの場所であるのかもしれません。
ロケーションも店舗も含めて、はるばるここまで訪れる価値は十二分にある。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 谷川米穀店・讃岐うどん |
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所在地 | 香川県仲多度郡まんのう町川東1490 |
問い合わせ先 | 0877-84-2409 | 谷川米穀店 |
休業日 | 日曜日 |
料金 | |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://blog.goo.ne.jp/sanuki_tanikawa |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/kagawa/A3703/A370302/37000011/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g1121433-d1665952-Reviews-Tanigawabeikokuten-Manno_cho_Nakatado_gun_Kagawa_Prefecture_Shikoku.html |
LAST VISIT | 200701 |
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