山越うどん・讃岐うどん

昭和16年創業の名門、「釜玉」が全てを語る。

讃岐うどんの横綱、山越うどん。短い営業時間にお客さんが殺到し、毎日長蛇の列が続きます。大きな専用駐車場には他府県ナンバーの車がずらりと並び、絶大な人気を伺わせます。暑い夏なんかはこの列に加わるのもちょっと躊躇しますが、一度食べたら忘れられない味に、どうしても並ばずにはいられません。
山越うどんは高松市内から車を30分ほど走らせた綾川町にあります。このあたりは名だたる人気店が点在する讃岐うどんの聖地。昭和16年創業の山越うどんは、その中でも群を抜いて人気を誇っています。

提供：（公社）香川県観光協会

昭和16年創業という老舗、山越うどん。店先には常に行列ができている人気店。

他の追随を許さない、山越うどんの釜玉。

製麺所と同じ屋根の下でうどんが次々と茹でられていて、注文すると一瞬で出てきます。おすすめはやっぱり「釜玉」。釜揚げに玉子、の略称で茹で上がったうどんに玉子がぽんとひとつ、そしてきざみ葱がまぶされて出されます。あとはセルフでダシをかけお好みで天麩羅を乗っけて、ぐるぐると混ぜていただきます。茹であがりの暖かい麺で玉子がほどよく半熟になり、コシの強く弾力のある麺にしっかりと絡み、一体となった見事な旨味と甘味が口の中に広がります。釜玉を出すお店は他にもたくさんありますが、やっぱり山越うどんの釜玉は他の追随を許さない、突き抜けた美味しさ。香川を訪れるたびに、遠回りをしてでも立ち寄ってしまう名店です。

「釜玉」を世に広げた立役者でもある山越うどん。この味を求めて、遠回りをしてでも立ち寄ってしまう名店。

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