別府タワー
べっぷたわー □大分県別府市





<湯けむりを見晴らす、国の登録有形文化財タワー。>
昭和32年に建てられた、日本で3番目に古いタワー「別府タワー」。登録有形文化財にも指定されており、レトロで愛らしい姿が魅力です。展望台からは、別府の街から立ち上る湯けむりと別府湾の美しい景色を一望できます。本記事では、別府タワーの魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
湯けむりを見晴らす、国の登録有形文化財タワー。
別府タワーは1957年に建てられたテレビ塔です。それは名古屋テレビ塔、大阪通天閣に次いで3番目という古さ。ずいぶん昔から、名湯の街のランドマークとして親しまれてきました。
当初は九州随一の観光タワーとして人気を博し、年間100万人もの観光客を迎えるなど賑わったそうです。高さ100m、地上55mの展望台からは、別府の街から立ち上る無数の湯けむり、それに穏やかな別府湾の眺めを楽しめます。

西に温泉の街・別府を、東には雄大な別府湾を一望する別府タワー。街から立ち上る無数の湯けむりは旅情をくすぐる。


東京タワーなどを手掛けた内藤多仲氏による設計。


地上55mに展望台がある。
味のある雰囲気が、別府タワーの新しい魅力。
当時は別府の新しいシンボルとして注目を集めた別府タワーですが、やがて徐々に入場者数が衰え始め、一時は解体撤去も検討されたんだとか。なんとか踏みとどまり今に至っているわけなんですが、今その外観はどこか切なく、そしてちょっと寂しそうな雰囲気があります。
でもそれもそのはず、もう50才を越えてるんですから。どこの昭和的観光施設もそうであるように、今はそんなくたびれた味のある雰囲気が、別府タワーの新しい魅力なのかもしれません。折りしも2007年には国の登録有形文化財に登録され、これからは歴史的な価値も語り継がれていくことになりそうです。

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一時は解体撤去も検討されたほどだが、最近ではそのレトロ感も話題となり観光客も増えている。
photo.
アクセスマップ
■電車・徒歩でのアクセス
- JR日豊本線 別府駅より徒歩約10分(約800m)
- または別府駅前バスターミナルから路線バスで1駅 → 徒歩すぐ
■バスでのアクセス
- 「浜脇一丁目」または「北浜三丁目」バス停から徒歩約3分
- 別府駅前からは路線バスが頻繁に運行
■車でのアクセス
- 大分自動車道 別府ICより約10分(約5km)
- 周辺に有料駐車場多数(市営・民間)
詳細情報
名称 | 別府タワー |
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所在地 | 大分県別府市北浜3-10-2 |
問い合わせ先 | 0977-21-1551 | 別府観光開発株式会社 |
休業日 | 水曜日 |
料金 | 大人200円、小人100円 |
駐車場 | 周辺無料駐車場 |
公式サイト | http://www.bepputower.co.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/別府タワー |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298219-d1424948-Reviews-Beppu_Tower-Beppu_Oita_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html |
LAST VISIT | 200707 |
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