奈良太郎
ならたろう □奈良県奈良市
奈良時代に鋳造されたという、国宝の梵鐘。
奈良太郎と呼ばれているのは、東大寺にある大きな梵鐘です。大仏殿横の石段を上ったところ、二月堂の手前に鐘楼があります。梵鐘は奈良時代、鐘楼は鎌倉時代からのもので、ともに国宝に指定されています。
真下に入って見上げると外から見るよりも鐘は大きく、ぽっかりとこちらに向いている奈良太郎の内側に吸い込まれてしまいそうな気分になります。
鎌倉時代の高僧・栄西によって再建された鐘楼。重さ26.3tもある梵鐘を支えるため、鐘楼としてはかなり大規模な造り。
毎日のやすらぎの音を奏でる、古都の平和の象徴。
また鐘を吊っている鐘楼は大きな屋根が特徴の風情のある造りで、この26tもある大きな鐘を、その老獪な4本の柱で支えています。
毎日20時に奈良太郎は打ち鳴らされ、古都奈良の町にほどよく響きわたります。そして人々はその音を聞いて、今日という一日がまた平和に流れていることを感じられます。古代よりずっと、奈良太郎が奏でているのは、人々を癒すやすらぎの音なのでした。
梵鐘は東大寺創建当時のもので、752年に鋳造された。高さは3.8mもあり音も良く、日本三名鐘のひとつに数えられている。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 奈良太郎 |
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所在地 | 奈良県奈良市雑司町406-1 |
問い合わせ先 | 0742-22-5511 | 東大寺寺務所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | http://www.todaiji.or.jp/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298198-d19085588-Reviews-Todai_ji_Temple_Shoro-Nara_Nara_Prefecture_Kinki.html |
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