那智の滝
なちのたき □和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
日本三大名瀑、高さ133mの荘厳な神の大滝。
那智の滝は高さ133mもあり、直瀑(落ち口から滝壷まで一気に落下する滝)としては日本一の落差を誇ります。滝壺のすぐ脇にある飛瀧神社の御神体でもあり、そそり立つ断崖を一気に流れ落ちる様子は、荘厳で神々しいものです。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産にも登録されました。
滝へ向かう道は森の中の小道で、湿り気のある土と杉の木の匂いに満ち、夏でもひんやりとした空気が肌に触れます。歩いていると滝から水が流れ落ちる音が聞え始め、それはやがて轟音となって目の前に現れます。
那智の滝は飛瀧神社のご神体とされ、滝口には注連縄がかけられている。古来からの自然信仰が今も大切にされている。
青岸渡寺から望む那智の滝。
飛瀧神社では那智の滝に向かって鳥居が立っている。
境内には人々の信仰心が垣間見られる。
世界遺産登録を記念して建てられた石碑。
圧倒的な水量で、世界を支配するような轟音。
梅雨明けの時期というのもあったのか、とにかくこんな量の水が一体どこから流れてくるのかと不思議になるくらい、迫力の水量です。はるか頭上の崖上から一気に落下してくる水は、途中でたくさんの細かい飛沫に分かれ、滝壺にはうっすらと霧がかかったようです。
ずっと見上げていると首が痛くなりそうなんですが、あまりにも引き寄せられるような迫力と豪快な音に、しばらく立ち尽くして眺め上げていました。時折飛沫が顔に当たるのが、心地よい刺激でした。
133mの高さがあるにもかかわらず、直瀑のため大部分が滝の形を保ったまま落ちてくる。しかし幾らかは岩に砕けて霧のようになり、滝壺近くには湿った冷たい空気が流れて夏には心地よい。
滝口をよく見ると、三筋に分かれていることが分かる。
毎秒1トンもの水が流れ落ちているという。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 那智の滝 |
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所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 |
問い合わせ先 | 0735-55-0321 | 熊野那智大社 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | http://kumanonachitaisha.or.jp/pavilion/waterfall.html |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/那智滝 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121355-d1385228-Reviews-Nachi_Otaki-Nachikatsura_cho_Higashimuro_gun_Wakayama_Prefecture_Kinki.html |
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