かずら橋
かずらばし □徳島県三好市






<秘境・祖谷渓に架かる、蔓の吊り橋。>
徳島県の祖谷渓に架かる、日本三大奇橋の一つ「かずら橋」。シラクチカズラを編んで作られた橋は、スリル満点の揺れと、足元から見える清流が魅力です。平家落人伝説が残る秘境で、自然の力を感じながら渡ってみては。本記事では、かずら橋の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
秘境・祖谷渓に架かる、蔓の吊り橋。
徳島の秘境、祖谷渓に架かるかずら橋は、長さ45m、幅2m、谷からの高さ14mというコンパクトな大きさながら、想像以上にスリルと楽しさを味わえる橋でした。シラクチカズラという野生の蔓植物を使って編み上げられた橋で、3年ごとに架け替えられます。
かずら橋を渡り始めると、まず意外なほど揺れ、ミシミシと橋全体ががしなる音が聞こえ、スケスケの足元からは下を流れる清流・祖谷川が見えています。

古文書によれば、この地域には江戸時代からこのような橋が複数あったという。葛を巧妙に編んで作られている。


山間の秘境、祖谷川の流れに架る。


橋桁は細い木のみで、下が見えすぎてスリルがある。
自然素材で出来た橋は、この清流にこそ相応しい。
運悪く千切れてしまわないかなんて最初は心配もしますが、でもそれもすぐに慣れてしまいます。ハンモックみたいに揺れるユニークな橋を渡っていることがとても楽しいんです。
鉄もコンクリートも使わず、板と釘さえ使わず架けられた、清流が流れる山深いこの渓谷には一番ふさわしい橋のように感じます。橋は一方通行で、渡り終えたら戻れないので、ちょっとしたこの冒険気分をもう少し味わうために、ゆっくりゆっくり渡ることにしました。

平家の落人がいざという時は切り落とせるように作ったという説や、弘法大師が架けたという説など、特異な橋だけに様々な言い伝えもある。
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アクセスマップ
■公共交通機関
- JR土讃線「大歩危駅」下車 → 三好市営バス・かずら橋線「かずら橋」停下車(約27分) → 徒歩約5分
- JR土讃線「阿波池田駅」下車 → 四国交通バス祖谷線「善徳」または「かずら橋」停下車(約60~70分) → 徒歩2~5分
■車・レンタカー利用
- 徳島道 井川池田IC または 高知道 大豊IC 下車 → 国道32号・県道45・32号経由 約37 km・50〜60分
詳細情報
名称 | かずら橋 |
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所在地 | 徳島県三好市善徳 |
問い合わせ先 | 0883-87-2275 | 三好市西祖谷総合支所産業観光課 |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 大人:500円 子供:400円 |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | https://miyoshi-tourism.jp/spot/iyanokazurabashi/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/かずら橋 |
食べログ | - |
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