祖谷渓・小便小僧
いやけい・しょうべんこぞう □徳島県三好市






<目も眩む断崖で、日本一度胸のある小便小僧。>
徳島県・祖谷渓の断崖絶壁に立つ「小便小僧」。かつての度胸試しにちなんで建てられた像は、高さ200mのV字谷をのぞき込むひょうきんな姿で人気です。秋には一面を染める紅葉の絶景を特等席で眺めています。本記事では、小便小僧の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
目も眩む断崖で、日本一度胸のある小便小僧。
祖谷渓の細い県道沿いに、ひとりの小便小僧が立っています。高さ約200mの段崖絶壁。ガードレールの外側、目もくらむような深さの谷底に向かって、彼は軽快なポーズを決めて立っています。なんでも昔の人々がこの場所で度胸だめしをしたことにちなんで建てられたとか。
四国のガイドブックにはかなりの頻度で登場するので、観光客はひっきりなしに彼を訪ねてきます。昔懐かしいボンネットバスも小便小僧を訪れにやってきます。

祖谷の名物だった四国交通のボンネットバス。レトロな雰囲気が素敵で、定期観光バスとして長年愛されてきました。しかし老朽化のため2021年に引退しています。


道路の脇でひとり、ひょうきんな姿。


V字谷の深さは、約200mもある。
そこは彼にとっての、この上ない特等席。
でも時々おさいせんをもらっても、たくさんの人にカメラを向けられても、彼はただ脇目もふらず谷底をめがけていつも通りのポーズを決めています。公園の噴水のように小便は出てこないのに、ずっとそんな怖い所で裸で頑張っている姿は、ちょっとかわいらしく見えてきます。
秋には紅葉の名所としても非常に有名で、小便小僧はその時も特等席で紅葉を楽しみながら、じっと小便が出てくるのを待ち続けます。

訪ねたのは8月。山奥とはいえ暑さは相当だが、小便小僧は涼しげに用を足していて。谷向こうの山々は絶壁だが、急勾配にも負けずに森が茂っていた。
photo.
アクセスマップ
■車でのアクセス
- 徳島自動車道「井川池田IC」→ 国道32号 → 県道32号 経由、約24km・車で約50分
- 駐車場なし。付近の道沿いに少数の駐車スペースあり(路肩利用)
■公共交通機関でのアクセス
- JR土讃線「阿波池田駅」下車 → 四国交通バス祖谷線(かずら橋方面)乗車 → 「祖谷温泉前」下車、徒歩約5~7分で像に到着
- 大歩危駅からもバス利用可。所要は駅からバスで約30〜40分
詳細情報
名称 | 祖谷渓・小便小僧 |
---|---|
所在地 | 徳島県三好市池田町松尾 |
問い合わせ先 | 0883-72-7620 | 三好市商工観光課 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://miyoshi-tourism.jp/spot/iyakei-peeingboy/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/祖谷渓 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023595-d1397336-Reviews-Iyakei_Valley-Miyoshi_Tokushima_Prefecture_Shikoku.html |
LAST VISIT | 200508 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。
