金閣寺
きんかくじ □京都府京都市







POINT
<鏡湖池に浮かぶ黄金の舎利殿は、世界を虜にする。>
世界遺産に登録されている京都の象徴「金閣寺」。きらびやかな金箔が施された舎利殿が、鏡湖池に美しく映り込む姿は、息をのむほど幻想的です。室町幕府三代将軍、足利義満の歴史と、壮大な美意識を感じられます。本記事では、金閣寺の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
鏡湖池に浮かぶ黄金の舎利殿は、世界を虜にする。
京都を代表するお寺である金閣寺を、紅葉も深まる晩秋に訪れました。
金閣寺は正式名称を鹿苑寺といいます。劇的に有名な金色の御殿「舎利殿」が金閣と呼ばれたため、お寺を指して金閣寺と呼ばれるようになりました。起源は14世紀ですが、色々の苦難を経験し、昭和25年には僧侶の放火によって焼失するという試練を乗り越え、昭和30年に再建されたのが現在の舎利殿です。

金閣寺は1397年に将軍足利義満によって開かれた。有名な舎利殿は創建以来のものだったが、火災で焼失。再建後、それまで剥離して一部にしか残っていなかった金箔が全面に施された。
金色に輝く、千載一遇の美景。
玉砂利に足跡を残しながら長い参道を抜けると、鏡湖池にきれいに浮かんだ金閣寺の舎利殿が現れました。教科書の写真で見ていた通りの姿で、南から太陽の光に照らされ輝く金色の舎利殿は、周囲の紅葉に包まれてとても印象的でした。池の水面にもそれが繰り返され、千載一遇の美景に巡り会えたようで胸が高鳴りました。

再建の際に新調された、頂に輝く金色の鳳凰像。先代の鳳凰像は火災の際は取り外されていて難を逃れており、今も金閣寺で保管されている。
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アクセスマップ
■公共交通機関
- 【京都駅 ⇒ 地下鉄+バス】
地下鉄烏丸線「京都駅」→「北大路駅」(約13分・260円)→ 北大路バスターミナルから市バス205または204系統で「金閣寺道」下車、徒歩5分 - 【JR京都駅 ⇒ 市バス直行】
京都駅烏丸口から市バス101または205系統で「金閣寺道」下車、徒歩5分(約30~40分、230円) - 【京福電鉄・北野白梅町駅利用】
北野白梅町駅から市バスで「金閣寺道」下車(徒歩5分) - 【タクシー】
京都駅から直接:所要約25分、2,500~4,300円(人数が多い場合に割安)
■車利用
- 名神高速「京都南IC」から約30分、京都東ICから約25分
- 境内東側に専用駐車場あり(第1〜3計250台)。料金:1時間300〜400円、以降30分毎200円(バス等は別料金)
詳細情報
名称 | 金閣寺 |
---|---|
所在地 | 京都府京都市北区金閣寺町1 |
問い合わせ先 | 075-461-0013 | 鹿苑寺事務局 |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 大人・高校生400円 小・中学生300円 |
駐車場 | 敷地内駐車場あり |
公式サイト | https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/鹿苑寺 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d321400-Reviews-Golden_Pavilion_Kinkaku_ji-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200505 |
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