神戸市役所展望ロビー
こうべしやくしょてんぼうろびー □兵庫県神戸市
海と山に挟まれた、神戸の全貌を眺める。
神戸市役所1号館は1989年に竣工した地上30階、高さ130mの超高層ビル。三宮のメインストリートであるフラワーロード沿いに聳え立ち、東遊園地と接しています。震災にも耐え、神戸でも指折りの高層ビルとして認知されています。
そしてその24階のワンフロア全てが、展望ロビーとして無料で公開されています。エレベーターで昇ると、地上約100mの高さから神戸の街並みを360°見晴らすことができます。
みなとまち神戸を、360°一望のもとに。
展望ロビーでは南側一面がすべてガラス張りになっていて、みなとまち神戸が一望できます。神戸港に出入りする船舶、また港湾施設もじっくり見てみると楽しいものです。港の向こうには大阪湾に浮かぶポートアイランド、六甲アイランド、そして神戸空港。手前には高層ビル群、その中でも見ごたえあるのが真っ黒に見える、かつて西日本一の高さを誇った神戸貿易センタービル。足元には生まれ変わった東遊園地の緑が美しく見えています。
また東側、西側の眺望も楽しむことができ、東には六甲の山並みとともに大阪方面へ続いてゆく阪神間の街並みや、西には旧居留地や元町、南京町など神戸の中心街を見渡せます。
緑豊かな六甲山系も、間近に迫る。
北側を望める窓は南側ほど大きくはないのですが、それでもしっかり眺めることができます。視界の左端から右端までずっと続くのは、山の街でもある神戸を象徴する六甲山系。緑豊かな山並みは、まさに神戸ならではの風景です。市役所から真北には市章山と錨山の電飾もバッチリ見えます。布引ハーブ園も、あんなに高いところにあるのかと再発見。
海山ともに、見ごたえのある夜景。
それと、やはり神戸の夜景。日をあらためて展望ロビーを訪ねてみました。そこから見たのは、思ってた以上に豪華な夜景。地上100mからの夜景は近くて迫力があり、海側はタワーマンションや高速道路の光が美しく、また神戸大橋から先にはポートアイランドが黒い空と海にくっきりと浮かび上がっています。一方山側は六甲山の斜面を駆け上がるように街の明かりが煌々と輝いています。そして山肌に光る市章と錨の山麓電飾。そして少し離れて北前船。海山ともに見ごたえのある夜景でした。
ところで館内の案内板には、方角が書いておらず、代わりに「↑海」「↑山」という表示。神戸市民あるあるですが、北とか南という概念はあまりなくて、山側が海側なのですね。
アップデートされ、変わってゆく三宮。
ちなみに隣には昔から使われていた8階建の2号館がありましたが、阪神淡路大震災の時に6階部分がつぶれてしまいました。当時の映像はかなり衝撃的でしたが、7.8階を撤去して実は2020年まで使われていたのです。最近ようやくその役目を終え、解体され建て替えられています。アップデートされ変わってゆく三宮の象徴のひとつとして、新しい姿を早く見てみたいと思っています。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 神戸市役所展望ロビー |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区加納町6丁目5-1 |
問い合わせ先 | 078-322-5065 | 神戸市役所行財政局 庁舎管理課 |
休業日 | 年末年始(12月29日から翌年1月3日) |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.city.kobe.lg.jp/a28956/shise/about/building/24kai_lobby.html |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/神戸市役所 |
食べログ | ー |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d2005818-Reviews-Kobe_City_Hall_Observation_Deck-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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