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水鏡天満宮 水鏡天満宮

水鏡天満宮

すいきょうてんまんぐう □福岡県福岡市
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オススメ度

街の進化を見てきた、菅原道真ゆかりの古社。

福岡の中枢エリアである天神。その名前の由来にもなっているのが、水鏡天満宮です。当然ながら菅原道真を祀った神社で、天神中央公園のすぐ北側に鎮座します。周囲にはオフィスビルが林立し、高層ビルの隙間のような場所に境内があります。南側はアクロス福岡の建物が巨大な壁のように建っていて、朝だったので境内はほとんどがビルの影に入っていました。ひっそりとしていて、肌寒い11月の朝です。幹線道路に面した鳥居をくぐって、奥に向かって細長い水鏡天満宮を散策しました。

水鏡天満宮

騒がしい街とは、全く別物の雰囲気。

菅原道真が太宰府へ左遷されたとき、その道中に博多へ着いた時に川に映った我が身を嘆いたと言われる地に建てられたのが水鏡天満宮です。901年のこと。当初は現地より南方向にある今泉にありましたが、1612年に当地に移されました。以来400年以上に渡ってこの地に鎮座し、福岡の街の発展を間近で見守ってきました。周囲が九州一の繁華街へと進化していく中、400年前の空間を保ったまま今も存在し続けています。それが、今も水鏡天満宮だけは騒がしい街とは全く別物の雰囲気に満たされている理由のひとつです。

水鏡天満宮

すべてがこじんまりとした、朝の境内。

正面の石造りの鳥居をくぐり、小さな門をくぐり、小さな石橋を渡り、また小さな門をくぐり、すべてがこじんまりとした境内の一番奥に、朱塗りが鮮やかな拝殿があります。この時は太陽はビルの陰に隠れて境内には日は差していない、他に誰もいない静かな朝9時。かろうじて拝殿の唐破風だけに日が当たっています。お詣りをしたあと、左から本殿の裏を回って摂社にも詣でます。そこで見上げたところには煉瓦造りの立派な洋館が隣に建っていることが分かります。これは福岡市赤煉瓦文化館。東京駅で有名な辰野金吾も設計に関わった名建築で、国の重要文化財です。それと並ぶように、水鏡天満宮の北側にも大きな石の鳥居があります。でもこの鳥居の先は、結局は南側まで回り込んで正面の鳥居から境内に入らねばならず、単なる抜け道みたいな感じ。ちょっと変わった配置です。

水鏡天満宮

学びを極めたい人々が、今日も参詣する。

菅原道真を祀る神社ですから、もちろん学問の神様として崇められています。受験を控えた学生から資格を目指す社会人まで、天神様の御加護を頼ってたくさんの人が訪れます。周りの急速な再開発に、このまま残っているのか少し不安になりますが、学びを極めたい人々は今日も水鏡天満宮を訪れています。

水鏡天満宮

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 水鏡天満宮
所在地 福岡県福岡市中央区天神1丁目15-4
問い合わせ先 092-741-8754 | 水鏡天満宮
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト -
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/水鏡天満宮
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g14135106-d1997877-Reviews-Suikyo_Tenmangu_Shrine-Tenjin_Chuo_Fukuoka_Fukuoka_Prefecture_Kyushu.html
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