南ぬ島石垣空港
ぱいぬしまいしがきくうこう □沖縄県石垣市
ここから始まる、八重山の思い出。
沖縄県の最南端の島々で構成される八重山諸島。その玄関口となるのが、南ぬ島石垣空港です。八重山諸島の中心的な島、石垣島の南東部にある空港です。沖縄の方言、うちなーぐちでは南のことを「ぱい」「はい」と言うので、南ぬ島は「ぱいぬしま」と読みます。定期便が運行している一般的な空港では日本で最南端に位置する空港です。そして南国ムードも最強レベル。沖縄本島とはまた違って自然に満ちた島の入口にふさわしい、明るくてのひのびとした雰囲気が特徴的です。
石垣島を活気づけた、空港の移転。
私が小学生だった1988年にも石垣島に来たことがあるのですが、その時は別の場所にある石垣空港でした。ボーディングブリッジがなくタラップ車で搭乗する、小さな空港だった記憶があります。調べると滑走路も短かく中型機でさえ着陸できず、また市街地に近く騒音問題もあったために現在の場所に2013年に移転したそうです。
その結果、航続距離の長い飛行機も利用でき、東京や大阪からも直行便が運行されるようになりました。年々減少傾向にあった石垣島への観光客も一転して増加し、まさに目に見えた経済効果があったといいますから、空港ひとつで様変わりするものなんだなと驚きます。
一面に広がるさとうきび畑が、旅情をくすぐる。
今回は那覇からのフライト。石垣島上空を一旦通り過ぎて、南方でU字に旋回して着陸態勢に入ります。島を取り囲む珊瑚礁がよく見え、また着陸直前には一面に広がるさとうきび畑が旅情をくすぐります。
10月末。まだ半袖で十分で、那覇よりもさらに暖かい気がします。南ぬ島石垣空港はとても開放的で明るい空港。沖縄的な装飾や建物の飾りも印象的です。到着すると1階の商業ゾーンに出るようになっていて、吹き抜けの大空間で賑わっています。アクアリウムが置いてあり、たくさんの小さな熱帯魚が迎えてくれます。
グルメも買い物も、充実の空港内フロア。
そこはフードコートのようになっていて、八重山そばや石垣牛、島で人気のジェラート店などが楽しめます。オリオンビールやワインを楽しむ人もいて、普通の空港とはちょっと違う、ゆる〜い雰囲気もまた石垣島らしいです。土産物店もかなり充実していて、旅の最後に空港でまとめ買いが出来そうです。また空港内では沖縄を象徴する蝶であるオオゴマダラが見られる光庭や、爽快な眺めが楽しめる屋上展望台も人気です。
今から始まる石垣島の旅。南国ならではの新しい思い出のはじまりにふさわしい、南ぬ島石垣空港です。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 南ぬ島石垣空港 |
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所在地 | 沖縄県石垣市白保1960-104-1 |
問い合わせ先 | 0980-87-0032 | 南ぬ島石垣空港 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://www.ishigaki-airport.co.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/新石垣空港 |
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