新西宮ヨットハーバー
しんにしのみやよっとはーばー □兵庫県西宮市
伝統と格式、国内最大級のマリーナ。
西宮市の最も南に位置する人工島、西宮浜。大規模なマンション群もあり、たくさんの人が暮らすエリアです。西宮浜で大阪湾に面した南岸は東西約1300mありますが、その大部分、約900mに渡って広がっているのが新西宮ヨットハーバーです。防潮堤に囲まれた海上エリアと陸上のエリアを合わせると、なんと35haもの広さがあります。収容できる船の数は700隻もあり、日本でも有数の規模を誇る大きなマリーナなのです。建設には紆余曲折もあったようですが、大阪や神戸などの大都市からアクセスしやすい利点もあり人気があります。
大小様々なヨットが、停泊している。
訪ねた日にはちょうどイベントが催されていて、新西宮ヨットハーバーはかなりの人出で賑わっていました。広大な駐車場はほぼ一杯。船のオーナー優先の駐車区画には、高級車がズラリと並んで迫力があります。そして海側には、数えきれないほどの船が係留されている光景。これは一見の価値アリです。もちろん私などは場違いな輩で、3回生まれ変わっても船など持てるわけがないのですが、なかなか見ることのない光景というか。とにかく数が多いのです。そして大小様々なヨットが停泊しています。帆を張って走る基本のヨットから、ハリウッド映画に出てきそうな2階建ての豪華すぎる船までもあります。
定期的に、イベントも開催される。
イベントでは新作のヨットが実物で係留されていて(フローティング展示と呼ぶそうです)、想像以上にたくさんの人が品定めをしています。またヨットに関わるチューンナップグッズや装飾品、あるいはダイビングツアーなどなど、あらゆる海のバカンスにまつわる商品がブースで展示販売されています。果てはロールスロイスやテスラなど、完全なる富裕層を狙った自動車の展示販売まであったり。ちょっと私には畏れ多い、若干の居心地の悪さはあったものの、これがお金持ちの道楽か〜と実感するものがあり新鮮でした。
伝説のヨット、「ミニマーメイド号」。
中心となる場所にはセンターハウスと呼ばれている建物があります。海側はガラス張りになっていて、とても開放感があります。建物内にはレストランやショップ、オーナー専用のスペースなどがあって賑わっています。そしてセンターハウスで必ず見ておきたいのが、「ミニマーメイド号」というヨットの展示です。実はこれ、海洋冒険家として著名な堀江謙一氏による1989年の「世界最小ヨットによる単独太平洋横断」で実際に使われたヨットなのです。全長は2.8mしかありません。はじめはミニチュアかなと思ったくらいです。これでサンフランシスコから西宮までひとりで航海をしたなんて、驚くばかりのチャレンジです。
その堀江謙一氏が名誉会員を務める関西の老舗名門ヨットクラブの事務局もあり、新西宮ヨットハーバーはまさに最高峰のマリーナ。格式も併せ持つ、関西随一のヨットハーバーでした。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 新西宮ヨットハーバー |
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所在地 | 兵庫県西宮市西宮浜4丁目16-1 |
問い合わせ先 | 0798-33-0651 | 新西宮ヨットハーバー |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://sinnisi-yh.co.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/新西宮ヨットハーバー |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022819-d1424169-Reviews-Shinnishinomiya_Yacht_Harbor-Nishinomiya_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202210 |
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