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てつのくじら館 てつのくじら館

てつのくじら館

てつのくじらかん □広島県呉市
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オススメ度

誰もが驚く、潜水艦の丸ごと展示。

てつのくじら館

呉は歴史的に日本国の海の防衛を果たしてきた都市。今も海上自衛隊呉地方隊があり、その伝統が受け継がれています。そんな呉の歴史と、アッと驚く展示を楽しめるのが「てつのくじら館」。正式には海上自衛隊呉史料館です。大和ミュージアムとは道を挟んで向かいあっていて、呉観光のツートップの人気を博しています。展示内容はかなり充実しているので、ここまで来たら必ず訪ねることをおすすめします。

就役していた本物の、潜水艦「あきしお」。

てつのくじら館

てつのくじら館の特徴としては、まずは何を差し置いてもその外観。外観というか、巨大な潜水艦そのものがドカンと聳え立ちます。街に異様なほどの存在感を放つこの潜水艦は、実際に2004年まで海上自衛隊で就役していた本物の潜水艦「あきしお」です。館名の由来にもなっているように、ほんとに鉄の鯨。長さは約76m、幅は約10mあり、しかも宙に浮くような設置のされ方なのでそのフォルムと巨大さが際立ちます。真下から見上げるだけでも興奮気味になってしまいますが、てつのくじら館ではこの潜水艦の内部に入ることが出来るのです。

実物が多用された、分かりやすい館内。

てつのくじら館

てつのくじら館には潜水艦の横にもうひとつ建物があり、こちらがメインの展示スペースになっています。海上自衛隊の歴史や、機雷を処理する掃海艇の解説、そして潜水艦に関わる展示がテーマ。実物がたくさん展示されているし、また模型も多用されていて非常に分かりやすい展示になっています。それらが1階から3階まで。そして3階の渡り廊下から、いよいよ潜水艦あきしおの内部に入ることができます。入口直前であらためて潜水艦を間近で見てみると、その鉄の塊感たるや凄い迫力です。鈍く黒光りする躯体。重量はなんと2,250トンもあるのだそう。新幹線の車両で換算すると50両ほどに相当するそうで、どうしてそんなものが水に浮いたり沈んだりするのかが不思議に思えます。

クライマックスは、潜水艦内部の見学。

てつのくじら館

さていよいよ、潜水艦あきしおの内部へ。国の防衛に関わるため見学できるのはごく一部に限られますが、それでも実物の潜水艦内部を見られるなんてまたとない機会です。艦長の執務室や会議室、船員の寝室やトイレなどが見られます。また見学ルートの一番奥は操舵室になっています。ここには自衛官が1人いて、説明なども聞けます。また潜水艦といえば潜望鏡。その体験も出来るのです。実際に覗いてみると、想像してたより10倍くらい、外の景色が大きくまた鮮明に見えました。ちょうど呉港を出て行くフェリーが見えていたのですが、その航跡や波の動きまでがクッキリと見えるのです。
大満足の見学でした。しかもてつのくじら館は、なんと入場無料。普段はまず接することのない海上自衛隊のさまざまな物事に触れて、その歴史やこれから、また国防の重要性なんかも考えさせてくれる施設でした。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 てつのくじら館
所在地 広島県呉市宝町5-32
問い合わせ先 0823-21-6111 | てつのくじら館
休業日 火曜日
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://www.jmsdf-kure-museum.go.jp/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/海上自衛隊呉史料館
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022430-d1424053-Reviews-JMSDF_Kure_Museum-Kure_Hiroshima_Prefecture_Chugoku.html
LAST VISIT 202207                         

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