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三室戸寺 三室戸寺

三室戸寺

みむろとじ □京都府宇治市
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ西国三十三所
オススメ度

歴史と未来が、境内で融合している。

5月のツツジとシャクナゲ、6月のアジサイが有名な三室戸寺。境内には5000坪という大庭園があり、さながら植物園のような規模で花々を楽しめます。また夏にはハスが美しく境内を埋め、秋の紅葉の季節には周りの山々が鮮やかに色づきます。1年を通して美しい花と自然に囲まれたお寺です。訪ねたのは紅葉の少し前。少しだけ秋の装いを準備し始めた風景に、黄昏に向かう太陽が柔らかな光を落とす夕方どした。

三室戸寺

季節の花々が美しい、広大な庭園。

三室戸寺の歴史は古く、奈良時代の創建。西国三十三所の第10番の霊場で、御朱印集めに訪れる人も多いです。山門をくぐって右側には、花々が美しい庭園が広がります。枯山水などもあり、たっぷり時間をかけて楽しめる庭園です。急な石段を登ったところに伽藍があり、中央に荘厳な本堂が構えています。これは江戸時代に再建されたもので、ほかにも三重塔を始め諸堂が建ち並びます。
また境内にはあちらこちらに変わった石像が安置されているのも面白いです。蛇の体をもつ「宇賀神」、本堂手前に左右で配置された兎「福徳兎」と牛「勝運の牛」。どれも歴史を感じるものではないですが、撫でたり触ったりして、それぞれのご利益をお願いします。

三室戸寺

現在と未来に、価値を見いだそうとする気風。

そんな石像群もそうなのですが、古刹ゆえに歴史ある文化財を粛々と後世に伝えるというより、現在と未来に価値を見いだそうとする気風が感じられるお寺です。大庭園も、実は平成になってから整備されたのだそうです。個人的には奈良の古寺に囲まれて育った価値観もあり、新興宗教めいたノリが感じられるお寺は実はちょっと苦手なのですが、三室戸寺には歴史と未来が、とてもバランスよく融合されている印象を持ちました。そう、お寺は博物館ではないのです。

三室戸寺

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 三室戸寺
所在地 京都府宇治市莵道滋賀谷21
問い合わせ先 0774-21-2067 | 三室戸寺
休業日 -
料金 大人 500円小・中学生 300円
駐車場 有料駐車場
公式サイト https://www.mimurotoji.com/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/三室戸寺
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g946495-d1386218-Reviews-Mimurotoji_Temple-Uji_Kyoto_Prefecture_Kinki.html
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