カンテグランデ
かんてぐらんで □大阪府大阪市
名物チャイとカレーの愉悦、至福の居心地。
大阪では知らない人はいないくらい、今や確固たるポジションを得ている有名カフェ。ウルフルズ発祥の地。中津にある本店は1972年にオープンして以来、地元のファンだけでなく遠方からも訪れる人の絶えない人気店です。そして私も、もう20年以上通っているお気に入りのお店です。
中津本店はごく普通のマンションの地下にあります。道路からは地下に降りる階段前のサインしか見えないので、初めてなら少し迷ってしまうかもしれません。階段の入口に立てば、もうそこからカンテグランデ独自の世界観に引き込まれてゆきます。
インドの世界に浸る、独自の世界観。
地下へは思った以上に深く下りていきます。階段の両脇にはたっぷりと茂った木立があり、秘密の小径を抜けていくような感覚。入口の真っ赤な一枚扉が印象的で、その向こうに期待感を抱かせる外観です。ドア以外の外壁はすべてカーテンウォールになっているので、地下とはいえ十分に明るい店内。どこを見回してもインドをイメージする内装が、独自の世界観を作り出しています。
本場仕込みのチャイは、自分好みの甘さで。
カンテグランデの名物は、本場仕込みのチャイです。紅茶はインドやスリランカから仕入れ、独自の調合で煮出した本格派。ホットもアイスもあり、シロップで自分好みの甘さにして飲みます。大阪にチャイを広めたのは、まさにこの店だと言われています。外せない一杯。
それとインドと言えばカレー。カンテグランデではもちろんカレーも名物です。数種類のバリエーションがあり、その日の気分で楽しめます。ボリュームもあるし、そしてかなり本格的なのです。ターメリックライスもいいし、発酵させないパン「チャパティ」もカンテグランデならではの現地再現の味です。
不思議なリラックスに、老若男女が寛ぐ。
名物を堪能した後は、たくさんの調度品にあふれて原色が飛び散る店内なのに、どうしてかすごく落ち着く雰囲気の中に身を任せます。不思議なリラックスが、カンテグランデでは感じられるのです。同じように寛ぐ客層は、まさに老若男女。さまざまな世代がこの店に魅力を感じているようです。そう、この私でさえ、20年も通っているのだから。一時期、店内で悠々と暮らしていた猫がいました。最近座ったテーブルの横には、その猫の思い出のアルバムが飾ってありました。時は過ぎてゆくものだなと、少し切なくなりました。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | カンテグランデ |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市北区中津3-32-2 |
問い合わせ先 | 06-6372-0801 | カンテ グランデ 中津本店 |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://cantegrande.com/ |
wikipedia | - |
食べログ | https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27000613/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298566-d1700976-Reviews-Cante_Grande-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202007 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。