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虎屋菓寮・京和菓子 虎屋菓寮・京和菓子

虎屋菓寮・京和菓子

とらやかりょう・きょうわがし □京都府京都市
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オススメ度

古都の甘味処で感じる、至極のリラックス。

室町時代からこの地で和菓子を作り続ける京都の菓舗、とらや。今ではとくに羊羹で全国的に有名なお店ですが、この一条でなんと500年近く続いてきた京都きっての老舗なのです。道を挟んだ東側には京都御所があり、天皇の菓子御用もつとめていた歴史があるそうです。今回はとらやのすぐ隣にあるカフェ、虎屋菓寮を訪ねました。
店の佇まいは京都の美しさを表す和風旅館のような雰囲気で、軒先にかかる大きな暖簾が印象的です。綺麗に選定された庭先の植栽にも目がいきます。

虎屋菓寮・京和菓子

夏に涼を求めた、宇治金時と冷やし白玉あずき。

店内はかなり広く、落ち着いた空間。大きなカーテンウォールの先には、シンプルに仕立てられた和風の庭園が広がっています。テラス席もあり、とても開放的。箱庭のようにぽっと日差しが舞い降りた庭園は、平和な休日の午後を物語っているかのようです。少し並びましたが、窓際のいい席に通されました。
真夏の暑い日でしたから涼を求めて、宇治金時と冷やし白玉あずきを注文。どちらもさっぱりとした上品な甘さがあり、丁寧に作られたおもてなしの味。まさに心尽くしの趣きがあります。ふわふわに削られた氷が宇治茶の豊潤な香りをフッと残して、口の中で溶けてゆきます。甘味の中に感じる小豆の旨味、滑らかな餡子は、まさにとらやの真骨頂。それらが醸し出すのは、至極のリラックス。虎屋菓寮には、そんな言葉が似合います。

虎屋菓寮・京和菓子

庭園に見る、京都の四季の物語。

また虎屋菓寮の店内にはたくさんの本が置かれています。手に取って席で読むこともできます。京都の文化を知る書籍を中心に、約600冊もあるそうです。また併設するギャラリーもあり、知的な香りがするところまた、老舗の誇りを感じられます。
ふと外を見たら、夏の夕立が庭を濡らしています。芝生を取り囲む水盤のざわめきを見ると、かなり強い雨のよう。庭の奥には鳥居が見え、京都らしい雨の風景。あくまで静かなこちら側から眺めると、庭園という舞台で繰り広げられる京都の四季の物語を見ているようでした。

虎屋菓寮・京和菓子

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 虎屋菓寮・京和菓子
所在地 京都府京都市上京区一条通烏丸西入ル
問い合わせ先 075-441-3113 | 虎屋菓寮 京都一条店
休業日 元旦/毎週日曜日
料金 -
駐車場 無料駐車場
公式サイト https://www.toraya-group.co.jp/
wikipedia -
食べログ https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26000206/
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298564-d7099104-Reviews-Toraya_Karyo_Kyoto_Ichijo-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 201908                         

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