ジャンジャン横丁
じゃんじゃんよこちょう □大阪府大阪市
まるで時間旅行、粋でレトロな180m。
まるで時代の流れから完全に取り残されたかのような、独特の雰囲気が印象的な小さな商店街。ジャンジャン横丁は通天閣を取り巻く新世界から、南へ伸びる全長180mほどの通りです。言わずもがな、今ではそのオリジナリティあふれる世界観が話題を呼び、押しも押されもせぬ観光名所となっています。
通天閣を取り巻く新世界から、南へ伸びる全長180mほどの商店街。時間が昭和で止まっている、リアルなレトロ空間。
立ち飲み屋と立ち食いうどんが並ぶ。
少しだけ観光地化したのは玉に瑕。
串カツの名店が並ぶ。
昭和の娯楽がそのまま残っている。
数十年前の風景が、今もそのまま残る街。
道幅は2.5mほどしかなく、両側にはひしめき合うようにお店が並びます。暖簾に肩が触れそうなほど狭い立飲み屋、二度づけ禁止の張り紙が情緒を醸す串カツ屋、時代錯誤に陥りそうな射的屋、昔から店先の水槽にはスッポンがいる居酒屋、いつも不思議にぎっしりと埋まっている将棋クラブ…。ありとあらゆる目に入るものが、数十年前の風景をそのまま見ているようなレトロな通り。この体験は一度しておくべき価値がある、ある意味衝撃的な光景です。
photo_by_m-louis.®_CC_BY-SA_2.0_from_flickr.com
ここが一番ジャンジャン横丁の本質を表しているとも思える、いつも不思議にぎっしりと埋まっている将棋クラブ。
しかし2024年、80年の歴史に幕を閉じた。
店先から風格を漂わせる純喫茶。
居酒屋のショーケースも懐かしい雰囲気。
スッポン鍋の名店の店頭で。
この街にも、人々の暮らしがあって。
ジャンジャン横丁というのは実は通称で、正式には南陽通商店街というそうです。戦後とくに店の呼び込みとして鳴らされていた三味線の音を表現して、ジャンジャン横丁と呼ばれるようになったそうです。当時から長らくのあいだ、この辺りは労働者の町として栄えてきました。それがゆえに、どうしても街のイメージが良くならず、結果的に街の様子が変わらなかったと言われます。たしかに今でも、人によっては怖い印象を持たれる方もいるかもしれない。ましてやこの街で住むなんて、今の住民の方には失礼ですが、やはり抵抗感があるのも実際の印象です。でもこんな時代の日本にも、こういう街があり、そこにある暮らしを感じ取る意味でも、貴重な街なのかもしれません。
最寄りの新今宮駅高架下のトンネル。ここを抜けると、まるでタイムトリップしたような世界が広がっている。
最も有名な串カツ屋「八重勝」。
ジャンジャン横丁の新世界側のアーケード入口。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | ジャンジャン横丁 |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市浪速区恵美須東3丁目4−12 |
問い合わせ先 | 06-6641-2420 | 南陽通商店街振興組合 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | - |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャンジャン横丁 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298566-d3475000-Reviews-Jyanjyan_Yokocho_Nanyodori_Shopping_District-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202003 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。