巽橋
たつみばし □京都府京都市





<祇園の情緒漂う、風流の橋。>
京都祇園にある巽橋は、風情ある町並みが広がる白川に架かる小さな橋です。朱色の玉垣が印象的な辰巳大明神の鳥居や、しだれ柳の緑、石畳の道が、京都らしい情緒あふれる風景を作り出しています。昼夜を問わず美しい景色が楽しめ、春には桜の名所としても人気です。本記事では、巽橋の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
所要時間:10〜20分(景色鑑賞・写真)
祇園の情緒漂う、風流の橋。
祇園の町並みの中でも、特に風情のある場所として有名な巽橋。四条通から北に上がれば、古くからの花街としての顔と現代的な歓楽街が融合した祇園エリアになりますが、その北を流れる白川にかかる小さな橋です。あたりには紅殻格子の茶屋が軒を連ね、麗しき花街の情緒が漂います。さらさらと清い白川の水、その上に枝を垂らした柳。切り通しと呼ばれるその通りの石畳は巽橋に続き、木製の欄干との対比が美しいです。

京都らしい優雅な風情を纏う巽橋。祇園の北川を流れる白川に架かる。


夜になると人通りも増えてくる。


白川にも街灯が映り込む。
秋風にハラハラと柳葉が揺れ、風流の極みたる景観。
その日はまず昼に巽橋を訪れ、やがて日も落ちた宵のはじめにも訪ねました。白川を挟んで南側には、町家の料理屋が明かりを灯し、水面に揺らめく光を落としています。柳越しに見るそれらはとても風流。色づき始めたモミジも加わり、艶のある光景にはため息さえ漏れます。秋風にハラハラと柳葉が揺れ、風流の極みたる景観。周りにはたくさんの観光客がいますが、それもあまり気にならないくらい、とにかく華のある景色。春には桜の名所としても有名で、鮮やかに鮮やかを重ねたような、また白川の水面を漂う花弁を思えば、桜の時分にもまた訪ねてみたくなります。

艶のある光景にはため息さえ漏れる。秋風にハラハラと柳葉が揺れ、風流の極みたる景観。


色づき始めたモミジも美しい。


巽橋を渡れば石畳の風流な路地。
芸妓や舞妓から信奉を集める、辰巳大明神。
巽橋の北詰は、新橋通と白川南通、切り通しが交差する場所。すぐ東にある新橋と合わせて、京の街角にしては広くて見通しのよい交差点になっています。その一角には芸事の神様として芸妓や舞妓から信奉を集める辰巳大明神があり、独特な街角の景観となっています。
橋の長さはわずか7.5m。でもその存在感、その存在意義は格別です。祇園エリア主役のひとつとして、雑誌や旅行ガイド、あるいはテレビなどでも度々紹介される巽橋。祇園の情緒をたっぷり感じられる名所です。

巽橋の北側には芸事の神様として芸妓や舞妓から信奉を集める辰巳大明神がある。


白川沿いの料理屋が明かりを灯す。


橋の長さはわずか7.5m。
photo.
アクセスマップ
■公共交通機関
- 京阪電車「祇園四条駅」:9番出口から徒歩約3〜5分。
- 阪急京都線「河原町駅」:徒歩約7〜8分。
- 市バス:「祇園」「四条京阪前」「知恩院前」など下車 徒歩約4〜7分。
■バスでのアクセス
- 京都市バス100・206系統「清水寺方面」→「祇園」下車 徒歩約5分、他系統も利用可。
■車でのアクセス
- 専用駐車場なし。祇園や京都市内中心部の有料駐車場、または公共交通での訪問がおすすめ。
詳細情報
名称 | 巽橋 |
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所在地 | 京都府京都市東山区花見小路通新橋西入ル |
問い合わせ先 | 075-222-3586 | 建設局緑地管理課 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | - |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d12455042-Reviews-Tatsumi_Bridge-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201911 |
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