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由良川橋梁 由良川橋梁

由良川橋梁

ゆらがわきょうりょう □京都府宮津市
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オススメ度

旅情を満たす、究極ノスタルジー。

由良川橋梁

若狭湾に流れ込む一級河川、由良川。河口では川幅が400m以上ある大きな川です。その河口付近に架かっているのが鉄道の橋である由良川橋梁。しかし鉄道ファンならずとも根強い人気を集めている橋なのです。
全長552mのこの橋が建設されたのはなんと1924年。もうすぐ100歳になる老橋です。川面から少しだけ顔を出したコンクリートの基礎の上に、直接橋梁が載せられているような構造で、これが非常に特徴的。おかげで水面からの高さがとても低く、川面ギリギリのところで列車が走ってゆくのです。線路の高さは水面から約6.4mだそうですが、実際はそれよりもっと低く見えます。そしてそれが、由良川橋梁の人気の理由です。

綺麗な川、綺麗な海、綺麗な空が一体となる光景。

由良川橋梁

橋の南側の河原が、この絶景を楽しむためのポイントのひとつ。綺麗な川、綺麗な海、綺麗な空が一体となったシーンの中を、由良川橋梁の褐色の直線が水面ギリギリを横切ります。橋の下端と川面はほんの少しの隙間しかなく、その隙間から向こうに海が見えます。自然と人工物のバランスがとても美しく、なかなか他では見たことのなかった景色、ノスタルジックな絶景です。
そしてこの橋に列車が映り込めば、もっと印象的な景色に仕上がります。上下線ともに1時間に1本程度なので、時刻表を調べてから少しだけ待機します。

列車の残響と、夕方に川を渡る風だけを残して。

由良川橋梁

やがて一両だけの列車がやって来ました。気動車独特のエンジン音を立てて、加速も減速もなく淡々と由良川橋梁を渡り始めました。ガタゴトと小気味の良い音を立てて、こちらからの視線を一身に集めて進んでゆきます。
写真に切りとられた情景では、列車が水面すれすれを走る世界、まるで川か海か空のどこを走っているのか分からないような、不思議な光景です。
やがて列車は対岸までたどり着きます。渡り始めと同じスピードで、飄々と進んでゆきました。あとには独特だった列車の残響と、夕方に川を渡る風だけが残っていました。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 由良川橋梁
所在地 京都府宮津市字由良
問い合わせ先 0772-22-8030 | 天橋立駅観光案内所
休業日 -
料金 -
駐車場 なし
公式サイト -
wikipedia -
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023393-d8482462-Reviews-Yura_River_Bridge-Miyazu_Kyoto_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 201909                         

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