コンパル・名古屋モーニング
こんぱる・なごやもーにんぐ □愛知県名古屋市
名古屋喫茶店業界の重鎮は、こだわりが違う。
豪華なモーニングや小倉トーストなど、個性豊かなメニューが目白押しの名古屋喫茶店業界。一体日本には何万軒の喫茶店やカフェがあるというのに、喫茶店そのものが名物になるとは、おそるべし名古屋めしの世界。
その重鎮であり、今も独自の名古屋喫茶店文化をリードしているのがコンパルです。創業は戦後間もない1947年。以来70年以上を数える老舗で、大須商店街にある本店を含め、今は市内に9店舗を展開しています。
コンパルで有名なのは、なんといってもサンドイッチ。1960年頃から、わざわざレストランシェフを招いて提供しはじめた本格的なサンドイッチです。
戦後間もない1947年に創業し、独自のモーニングサービスで有名な名古屋の喫茶店業界をリードしてきた。
よくお世話になるメイチカ店。
名物は各種サンドイッチ。
一番人気、定番のエビフライサンド。
今では25種類以上もあるというメニューの中で、一番人気なのがエビフライサンド。その実力は折り紙付きです。表面がカリッとトーストされたパンにサンドされているのは、贅沢にも3本のエビフライと卵焼き、千切りキャベツ。カツソースとタルタルソースが絶妙なバランスで混じり合い、素材の味を引き立てています。ほんとに細かいところまでこだわり、一番美味しく食べられることを計算されたサンドイッチなんだと感じました。まさにコンパルの代名詞的メニュー、非の打ち所がない逸品です。
25種類以上もあるというメニューの中で、一番人気なのがエビフライサンド。
コーヒーにも、比類なききだわりを。
そして、コンパルの真骨頂、オリジナルブレンドのコーヒーを忘れてはいけません。昭和22年の創業当時から変わらないブレンドで、濃厚な味わいと柔らかなコクが特徴的。今回はアイスコーヒーでいただきます。
そしてこのアイスコーヒーの飲み方がまた、コンパル流のこだわり。濃いめにドリップされた熱々のコーヒーがカップに、さらに氷だけが入ったグラスが同時に運ばれてきます。カップからコーヒーをグラスに自分で注いで飲むというスタイル。わざわざそのひと手間を自分ですることが、コンパルのコーヒーを一番美味しくいただける方法なのです。自慢のコーヒーをとことん楽しんでもらうというコンパルのこだわり、感服します。そして間違いなく、美味しいコーヒーです。
アイスコーヒーはホットコーヒーを氷の入ったコップに自分で移し替えて飲む。
名古屋にこだわり続ける、生粋の喫茶店。
ところで名古屋発のコメダ珈琲店は今や全国に展開しましたが、コンパルは愛知県外にも、ましてや名古屋市外にもありません。とことん名古屋の喫茶店であり続けるその姿にも、サンドイッチやコーヒーのように、頑固にもこだわるコンパルの意地を見るような気がします。
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コンパルは名古屋市内のみで数店舗展開している。写真はよく利用する栄東店。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | コンパル・名古屋モーニング |
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所在地 | 愛知県名古屋市中区大須3丁目20 |
問い合わせ先 | 052-241-3883 | コンパル 大須本店 |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | http://www.konparu.co.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/コンパル |
食べログ | https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23006112/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298106-d1703325-Reviews-Konparu_Meichika-Nagoya_Aichi_Prefecture_Tokai_Chubu.html |
LAST VISIT | 201702 |
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