世界の山ちゃん本店・手羽先唐揚

食べ出したら止まらない、「幻の手羽先」。

名古屋名物、手羽先を語るに欠かせないお店、世界の山ちゃん。４坪13席から始まった小さなお店は、今や名古屋エリアだけで30店舗以上、関東にも進出、ネット通販での販売と、手軽に楽しめるようになりました。でもやっぱり一度は本店で。
名古屋を代表する繁華街・新栄にある本店は、どこにでもありそうな普通の居酒屋です。会社帰りのサラリーマン、同窓会風の中年グループ、バイト仲間らしい若者。そこで繰り広げられる人間模様もまた、ごくごく普通のありふれた日常です。でもその輪の中心には必ず手羽先。みんな手羽先を片手に、それぞれの話題に花を咲かせています。

食べた瞬間のタレの甘さ、そしてほどなく胡椒の刺激。

食べた瞬間のタレの甘さ、そしてほどなくピリッと刺激のある胡椒がたまらない逸品は、ひと皿￥400ととてもリーズナブル。それだけに軽い気持ちでついつい追加注文していまいます。食べ始めたらやめられないクセになる味。食べ進むと喉が渇くので、当然のことながらついついお酒も進んでしまいます。
あと面白いのが、壁に貼られた手書きの新聞「てばさ記」。どの席にも見えやすい場所に貼ってあり、特別な内容ではないんですが、身近な話題から店員のこぼれ話まで、読む者の好奇心をうまい具合に突いてくる内容で、ついつい読んでしまいます。
そんな「ついつい」がたくさんの世界の山ちゃん。味噌カツやひつまぶし、天むすなど、たくさんの名物料理がある名古屋で、他に食べたいものがあってもついつい寄ってしまう人も多いはず。僕も名古屋を訪れた際は、他の名古屋名物は昼食にして、夜はついついどうしても毎回世界の山ちゃんに行ってしまいます。

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