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岡寺 岡寺

岡寺

おかでら □奈良県高市郡明日香村
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ国宝西国三十三所
オススメ度

シャクナゲや紅葉で有名な、明日香の古刹。

岡寺

のんびりとした空気が流れる明日香の里を、小高い山から見下ろす位置にある岡寺。西国三十三箇所霊場であり、また境内を埋める3000株のシャクナゲ、秋の紅葉もとても有名で、訪れる人の多い名刹です。
境内に入るとまずは重要文化財である仁王門をくぐります。ここで気づくのは、仁王門に掲げられた寺号が、龍蓋寺となっていること。一般的には広く岡寺の名で親しまれていますが、こんな別の寺号もあったとは。これは境内にある龍蓋池という池に因むものだそうです。岡寺を創建した僧・義淵僧正がその昔、悪龍を池に封じ込め、大きな石で蓋をした伝説が残ります。

塑像としては、日本最大の岡寺大仏。

岡寺

少し階段を上ると、鐘楼堂があります。そういえば参道の坂道を登っている時から、度々鐘の音が聞こえていました。岡寺では参拝者が自由に鐘を撞くことができます。その向かいには、立派な本堂があります。本尊の如意輪観音坐像は、重要文化財に指定されている貴重な仏像で、土で造られている「塑像」と呼ばれるもの。塑像としては日本最大のもので、高さは4.85メートルもあります。奈良時代の作とされていて、その姿から岡寺大仏として永く親しまれてきました。
向かって右側から間近に見上げることができ、土で出来た表面の様子がよく分かりますし、やはり5m近くある大仏、仰ぎ見ると相当迫力があります。
岡寺は厄除けのお寺としてもまた、多くの参拝者を迎えています。この時も次々とひっきりなしに厄除けの法要が行われていました。

明日香の里山が、眼下に広がる。

岡寺

それから境内を散策します。山の斜面に開かれた寺のため、奥の院や三重塔をめぐるのは階段か山道。途中では本堂をはじめとして境内全体を見下ろせる高さまで登ります。
新緑がまぶしい季節で、ツルツルとした柔らかい若葉が肌に触れるたびに、新しい生の息吹を感じます。
心地よい散策。場所によっては明日香の里山が眼下に広がり、山間にありながら開放感も感じられる環境。ふもとの参道から歩くとちょっとキツい坂道を登りますが、その汗がまた、岡寺に吹く風をより爽やかに感じさせてくれました。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 岡寺
所在地 奈良県高市郡明日香村岡806
問い合わせ先 0744-54-2007 | 岡寺
休業日 無休
料金 大人・大学生…400円、高校生…300円、中学生…200円、小学生以下…無料
駐車場 有料駐車場
公式サイト http://www.okadera3307.com/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/岡寺
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121322-d3249546-Reviews-Oka_dera_Temple-Asuka_mura_Takaichi_gun_Nara_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 201805                         

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