美湯・松帆の郷
びゅー・まつほのさと □兵庫県淡路市
明石海峡大橋を仰ぎ、海を感じて浸かる温泉。
開放的なシチュエーションで、体も心もリフレッシュできる露天風呂。時には波の音を聞きながら、時には川のせせらぎを聞きながら、またある時には空高く舞う鳶を見上げながら、そして満天の星を眺めながら…。露天風呂にはその時々、場所によってそれぞれの良さがありますが、美湯・松帆の郷で楽しめるのは目の前に広がるのびのびとした海峡の景観と、その風景の主役となる雄大な明石海峡大橋です。
訪ねたのは、燦燦たる太陽が降り注ぎ、セミたちの大合唱が青空に響く真夏の一日。これでもかという青い空に、油絵みたいな入道雲がまとわりつき、その夏の代表選手みたいに暑い日でした。
「美湯・松帆の郷」は淡路島最北端の山の中腹にある。明石海峡大橋を間近に望む露天風呂が人気。
直射的に降り注ぐ日光を、露天風呂の湯が反射する。
美湯・松帆の郷は、淡路島の北の玄関口、淡路ICを降りて車ですぐのところにあります。海岸沿いを走る県道を逸れて、坂道をぐっと登った高台にあります。もともとこの辺りは小さな温泉地として知られていて、岩屋温泉と呼ばれる一帯。その中では最も高く、眺めのいい場所に立地しています。
天然ラドン温泉とありますが、お湯自体には特に秀でたものがある感じはしません。内湯もかなり広いし、ゆったりと過ごせるサウナもあるものの、特長と言えるほどではありません。でもとにかく露天風呂からの景色が最高なのです。
真夏すぎる日の太陽が一番高くにある時間。直射的に降り注ぐ日光に、露天風呂の湯はキラキラと反射しています。その空間は白いタイルが基調となっていて、とにかく明るい印象。その先に高台を形作る森が見え、その向こうに素晴らしい景色が広がっています。
この辺りは岩屋温泉と呼ばれる温泉地。その中では最も高く、眺めのいい場所に立地している。
湯船から望む、雄大な海峡の風景。
まるで額縁のない絵画のように、巨大な明石海峡大橋が、雄大な海峡の風景を従えて眼前に広がります。湯船に浸かりながら眺める風景としては、他ではまずお目にかかれない景色です。天気はこれ以上ないくらい夏の晴天だし、ややぬるめの湯も暑すぎず心地よいし、そして爽快な眺め。テンションが上がってしまい、思わず叫んでしまいそうになります。ふと湯船の脇に目を落とせば、こぼれた湯でアシナガバチが喉を潤しています。いくらこぼれた湯だからといっても、この暑さじゃそれ以上に熱くなっていそうなのに、アシナガバチはゴクゴクと一心不乱に飲んでいる様子。そのまましばらくアシナガバチと一緒にこの湯を楽しみむした。
松帆の郷では地元産の食材を使った料理が人気のレストランも併設。時間がなくてパスしましたが、結構人気を集めているそうです。また、土産物スペースがなかなかに充実しているのもオススメ。あ、旅行に来て良い温泉に入った!という感覚をしっかり味わえる日帰り温泉でした。
敷地内には開放感たっぷりの展望テラスもあり、湯上がりにのんびるすることもできる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 美湯・松帆の郷 |
---|---|
所在地 | 兵庫県淡路市岩屋3570-77 |
問い合わせ先 | 0799-73-2333 | 美湯松帆の郷 |
休業日 | 第一木曜日(1月、4月、5月、8月は休まず営業) |
料金 | 大人700円、子供400円、シルバー500円 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://matsuho.com/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022838-d5071990-Reviews-View_Matsuho_no_Sato-Awaji_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202003 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。