佐用町南光ひまわり祭り
さようちょうなんこうひまわりまつり □兵庫県佐用郡佐用町
57万本もの、太陽の花咲く場所。
なかなか明けない梅雨空の下、ちょっとした遠出の途中に立ち寄ったのが三日月ひまわり。ひまわりの開花時期に合わせて、7月中旬から一ヶ月ほど開催される「作用町南光ひまわり祭り」の期間中で、祭の中心となる南光スポーツ公園若あゆランド周辺は圧倒的な量のひまわりに埋め尽くされていました。
ひまわりの町・南光地域を核として3地区、約14haの面積に合計57万本ものひまわりが咲き誇ります。国内最大級のひまわり畑で、競い合うようにして育ったたくさんのひまわりが背比べをしています。ひまわり迷路、世界のひまわり園などのアトラクションもあり、特に休日は多数の観光客で賑わいます。
ひまわりの開花時期に合わせて、7月中旬から一ヶ月ほど開催される「作用町南光ひまわり祭り」。
地元から出店も集まり賑わう。
夏の太陽に向かって全力で咲くひまわりを楽しめる。
突然、巨大な迷路に入ってしまった感覚。
脇の小道に車を停め、まずは土手からひまわり畑を眺め下ろします。もこもことしたひまわりの花があたり一面を埋め尽くし、鮮やかに大地を彩っています。そして小学校の全校朝礼の子供たちみたいに、みんなきちんと同じ方向を向いて、黄色い大輪を咲かせています。向こうの向こうまで続くひまわりの平原はどんよりとした梅雨空の下でも十分に明るく、もうすぐそこに迫る本物の夏の到来を告げているようです。
土手を降りて、ひまわりが植えられた区画を仕切る畦道を歩いてみます。自分より背の高いひまわりに囲まれ、それは突然巨大な迷路に入ってしまった感覚です。畦道を一歩進めるごとに小さなカエルが足元を飛び跳ねます。彼らにとっては一番いい季節、そしてこのひまわり畑を存分に楽しんでいるように見えます。
町内の3地区、約14haの面積に合計57万本ものひまわりが咲き誇る。
同じ方向を向いて、黄色い大輪を咲かせている。
中には見慣れない品種のひまわりも。
童心がよみがえるような、懐かしさ。
畦道はひまわりの街角でT字路となり、小さな水路に沿って続いています。さっき降った雨でつるつるとした地面に気を付けながら、ひまわりの迷路を散歩します。こんなにたくさんのひまわりに囲まれるのは初めての体験ですが、なぜか童心がよみがえるような懐かしい感覚に。その角を曲がれば、緑のカゴを肩から提げ、虫取アミを手にした子供の頃の自分に出会ってしまいそうな不思議な感覚。太陽は雲の向こうで地平線を越えた時刻でしたが、まだまだこのひまわり畑での新鮮で懐古的な迷路を楽しんでいたい気分でした。
1990年に初めて開催された「ひまわり祭り」は、すでに30年以上にわたって親しまれている。
山々に囲まれた景色の一番奥までひまわり畑が続く。
空に向かって競い合うように育つひまわり。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 佐用町南光ひまわり祭り |
---|---|
所在地 | 兵庫県佐用郡佐用町林崎他 |
問い合わせ先 | 0790-82-2521 | 佐用町役場 |
休業日 | 期間中無休 |
料金 | 入園料=100円/協力金 |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | http://www.himawaribatake.net/sayo.php |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/南光ヒマワリ畑 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121308-d7001005-Reviews-Nanko_Himawarikan-Sayo_cho_Sayo_gun_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201907 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。