青島神社
あおしまじんじゃ □宮崎県宮崎市
南国の森に包まれた、神秘的な境内。
その特殊地形と植生によって、国の天然記念物にも指定されている青島。周囲約1.5km、今は陸繋島になりつつある小さな島です。宮崎南部を代表する観光地で、訪れる人が絶えません。周辺には鬼の洗濯板が広がり、島と合わせて独特の景観を形作っています。そんな、いわゆる唯一無二の場所に、長い歴史を持つ神社があります。
青島神社はこの島の全体を境内としています。創建年代は不明ですが、古い書物には1200年前にはあったと記されています。また島の地中からは弥生時代のものと思われる土器なども発見されていて、はるか古代から人間との関わりがあったことが分かっています。
鬼の洗濯板の上にできた周囲約1.5kmの青島にある神社。青い空と海に映える赤鳥居が美しい。
青島神社は島全体を境内としている。
周囲には鬼の洗濯板が広がっている。
境内には、神々しいオーラが満ちている。
確かに青島の独特の雰囲気は神秘的で、時代を越えて人々の崇拝の対象となることは想像に容易です。今もこの地に残された追憶の欠片が感じられ、流行り言葉で言うなら普遍的なパワースポットであり、この島をなにか心のよりどころにしようと思うのはいつの時代でも同じなんだろうと思います。それくらい、青島神社の境内には神々しいオーラが満ちています。
かつて青島神社は聖域として崇められ、一年のうち数日の祭事を除けば、一般人は立ち入ることを許されませんでした。結果としてそのことが、今の青島の豊かな自然を守ったのかもしれません。
境内は亜熱帯植物が繁茂し、独特の雰囲気がある。
美しい自然と深い歴史、そして不思議な水。
弥生橋を渡りしばらく参道を歩けば、鬱蒼とした亜熱帯植物の世界に、鮮やかな朱塗りの本殿が現れます。青と緑で彩られた景色の中に、このスカーレットは見事なコントラスト。ビロウの茂る林に包まれるようにして建つ本殿は、南国の太陽に照らされ朱が眩しい。荘厳さとともに明るい躍動感をも感じさせる、独特の佇まいで一気に風景の主役となっています。また参道の脇にある不思議な井戸、玉の井も見どころ。ぐるりと周囲を海で囲まれた小さな青島で、塩分を全く含まない水が湧いているといいます。
圧倒的に美しい自然と深い歴史、そして不思議な水。開放感あふれる南国の絶景の中に、日本の伝統が脈々と受け継がれ、その対比と融合が見事な神社でした。
境内はスピリチュアルな空気が満ちていて、パワースポットと言われるのがよく分かる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 青島神社 |
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所在地 | 宮崎県宮崎市青島2-13-1 |
問い合わせ先 | 0985-65-1262 | 青島神社社務所 |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://aoshima-jinja.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/青島神社 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298215-d1232968-Reviews-Aoshima_Shrine-Miyazaki_Miyazaki_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html |
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