青島
あおしま □宮崎県宮崎市
自然の神秘に彩られた、常夏の楽園。
昭和の宮崎ハネムーンブームも遠い過去のものとなり、当時と比べると斜陽の感は否めないものの、青島はリゾート地として今でも人気のスポットです。
青島はとても珍しい成り立ちをした島です。青島を取り巻く「鬼の洗濯板」や近くを流れる黒潮の影響で、ここに流されてきた貝殻や珊瑚の破片などが歳月をかけて積もって出来た島なんだそうです。同じように南洋から運ばれた植物の種も青島で芽吹き、島は亜熱帯植物の宝庫。5000本のビロウ樹やハマカズラなど、すぐそばの海岸とはまた違った独特の植生が見られます。密林のようにビロウ樹が鬱蒼と生い茂り、木々の隙間からこぼれる光や木々の影が地面を彩ります。
青島の周囲には「鬼の洗濯板」が広がり、独特の景観を作り出している。
青島へ渡る「弥生橋」。
青島の向こうには、太平洋の大海原が広がる。
青島全体に、ちょっと懐かしい南国ムードが溢れる。
中心には青島神社があり、島全体が境内になっています。旧国道からまっすぐに伸びる土産物屋が立ち並ぶ筋は、青島神社への参道です。いくつかの店では魚介類が店頭で焼いて売られていて、通りには香ばしい匂いが漂います。昭和の頃の面影がほのかに残っていて、ちょっと古くさい雰囲気がまた味のある通りです。
海岸沿いは砂浜になっていて、たくさんの海水浴客で賑わっていました。海岸も含めて、青島全体に南国ムードが溢れています。そして真っ青な空からまぶしい太陽が降り注ぐ様子が想像させるのは、まさに常夏の楽園です。
遥か古代から神聖な場所とされた、青島の中心にある「青島神社」。
モノリスをちょっと想起する石碑。
間近でみる「鬼の洗濯板」は、まさに奇岩。
東側には島ひとつない海と、丸い水平線。
島の東側に回り込んでみると、その感動はより一層強くなります。そこから見えるものはただただ広く雄大な大海原。島ひとつない海は、丸い水平線をはるか遠方に引いて絶景の主役。貝殻の砂浜はサラサラとして気持ちよく、亜熱帯植物が勢いよく群生する様子は、まさに南の島そのものです。青島から南側は日南海岸となり、宮崎南部の南国的な観光地が目白押しとなりますが、青島はまさにその幕開けにふさわしい場所でした。
青島は黒潮が運んできた貝殻や土砂が積もって島になったのだそう。今日も絶え間なく波が打ち寄せる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 青島 |
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所在地 | 宮崎県宮崎市青島 |
問い合わせ先 | 0985-20-8658 | 宮崎市観光協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/tourism/spot/10.html |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/青島_(宮崎県) |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298215-d1239406-Reviews-Aoshima_Island-Miyazaki_Miyazaki_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html |
LAST VISIT | 200808 |
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