老祥記・豚まん
ろうしょうき・ぶたまん □兵庫県神戸市
豚まん発祥の老舗、神戸南京町の中心的存在。
神戸南京町の中心・南京町公園の横には、毎日のように長蛇の列が出来ます。もはやそれは南京町のありふれた光景のひとつで、そこに行列のない日はありません。人々が求めているものは、この町の代名詞的存在・老祥記の豚まんです。老祥記は大正4年に創業した老舗で、世に「豚まん」という料理と言葉を生み出した発祥の店です。
中国の天津地方で食されていた「天津包子」という饅頭を、日本人好みにアレンジして誕生したのが老祥記の豚まん。
神戸南京町の中心「南京町公園」の隣にあり、この町の代名詞的存在とも言える有名店。
毎日長蛇の行列ができている。
「豚まん」という料理を生み出した発祥の店。
旨味がじんわりと溢れ出てくる豚まん。
ピンポン玉くらいの食べやすい一口サイズなのが特徴。ほどよい硬さの皮は、麹で発酵させたという独特のもの。独特のいい香りと少し甘味を感じます。そして肉汁たっぷりの餡。中身の餡はいたってシンプルで、豚バラ肉のミンチと醤油で味付けしたネギのみです。それだけに豚肉の味がストレートに主張していて、あっさりした中にも旨味がじんわりと溢れ出てくる豚まんです。
なんとこの厨房だけで1日に13000個もの豚まんを作っているのだそう。南京町名物ですから、お土産に買う人も多いのです。もし持ち帰って食べる場合でも蒸し直せば美味しくいただけますし、焼いても揚げてもOKだそうです。
皮は独特のいい香りと少し甘味を感じられる。豚肉とネギのみのシンプルな餡は、肉汁と旨味がたっぷり。
入口のガラス戸にまつわる、不思議なおはなし。
三宮に出ることは普段から多いので、時々南京町まで足を伸ばして買いに行きます。神戸では皇蘭、一貫楼なども有名ですが、やはり元祖専門店の老祥記の人気は群を抜いています。1個90円、3個からの販売ですが、100個単位で買う人もいたりするのだとか。そんな人気を伝えるこんなエピソードがあります。
老祥記の入口のガラス戸には、穴が空いています。実はこの穴はちょうど引き手の部分で、ひっきりなしに出入りする客の手で徐々にガラスが薄くなっていき、最後にはとうとう穴が空いてしまったそうです。…こう書くと、なんだか昔話みたいですね。普段は開け放してあることが多いのですが、運が良ければ見られます。
神戸では皇蘭、一貫楼の豚まんも有名だが、やはり元祖である老祥記の人気は群を抜いている。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 老祥記・豚まん |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14 |
問い合わせ先 | 078-331-7714 | 老祥記 |
休業日 | 月曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | http://roushouki.com/ |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000947/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298562-d1700879-Reviews-Roshoki-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201901 |
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